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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2002年2月17日発行
第122号


537人!入れない子は
どうなるのでしょうか
4月保育園入園申し込み状況
 新年度の入園申し込みが、1月17日締め切りになりました。不況下、働く女性が増えていますが、受け皿が不足し、厳しい状況にあります。2002年予算案が出されましたので子育て関連の報告も合わせてします。

「ポストの数ほど保育所を」の声をふたたび

 地域からの入園相談は深刻です。産休・育休が終わり、職場に復帰したくても、公私立の認可園は、既に満員。信頼できる実績のある保育室は9月にいっぱい。やっと見つけた認可外の保育施設もちびっこ園での死亡事故のあとなので心配。でも他に預ける所がないため、利用せざる負えないのが現実です。1日も早く,公立の保育園に入りたい。切実な要求です。
 今回、0歳から5歳まで、679名の枠に対し1216名が申し込みをしています。2月25日発表ですが、希望しても4月に入園できない子が、537名も出てしまいます。国、都、区が保育園の増設を拒んできた結果ですが,当面、緊急の対策が求められます。

夜間・延長保育は、子育ての応援になるのか?

 2月5日に予算の説明がありました。保育園関係では、夜10時までの夜間保育園を4園から7園に拡大するとありました。夜遅くまで働く親にとって仕事を続ける命綱になっていますが、最近お母さんからこんな声を聞きました。「公立の保育園で,保障しているので,定時に帰れなくなった」「保育条件が悪い中で、子どもたちによくないのでは」不況下、働くお母さんの労働条件がどんどん悪化していますが、「子どもの発達も,親の労働・生活も保障して」の声を上げましょう。

「女性と子どもを大切にしないと社会に未来はないよ」

 商店街の新年会で,先輩の男性から寄せられた言葉です。また、私の原点は「子育て」だから、子どもの為,女性の為頑張る陽に励まされました。必要な人が、安心して利用できる保育園増設、張り切って取り組みます。