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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2002年3月31日発行
第126号


予算特別委員会報告
1日100gのごみ減量を!
区民の参加が決め手です
 2000年4月から清掃事業は、23区から各区に移管され、品川区も独自の施策を模索中です。廃棄物・リサイクル関連法の施行が続いていますが、東京湾の埋立地の余命わずかで、ごみ減量は大きな課題です。予算委員会で質問しました。

ごみ収集有料化は、ごみ減量の決め手になるのか?

 品川のごみは現在、1989年のピーク時の64%、年間90869tに減少しています。古紙・びん・缶などの資源回収の成果ですが、ここ2〜3年横ばい状態です。地球規模で減量が求められています。1人1日の平均ごみ量は800gです。1人100gの減量で、1年間69000万円の節約になります。あなたはどこから始めますか。

ごみ有料化の前に、住民参加のごみ減量を追求してほしい

 品川のごみの収集や資源の処理に年間63億円かかっています。資源化が進んでいますが、リサイクル関連法に製造者の責任が不十分なため、資源化が進めばすすむほど、処理費用が自治体を圧迫しています。このため自治体の46%がごみの有料化をはじめています。品川区も有料化の論議が出ています。有料化がごみ減量につながると言われていますが、他の自治体の例では、一時的に減少するものの、「お金を払っているからいい」とまた増え始めるそうです。ごみ減量の1番は、ごみになるものを作らない、使わないです。そのために、国に、家電リサイクル法などに、製造者の責任を明記させるよう求めます。また区民のみなさんに現状を知っていただき、知恵を合わせ減量の行動に出ることと思います。

生ごみの資源化を

 区内4箇所で行われた生ごみの資源化モデル事業は好評でした。ごみの4割は生ごみですから、実現したら減量に有効です。

ペットボトルの利用は控えめに

 ペットの利用が増え、処理費用がたいへんです。御協力を。