沢田議員の質問を誹謗中傷した 日本共産党区議団は4月30日、公明党・鶴尚区議会議員に対して公開質問状を提出しました。鶴議員は、2002年第1回定例会で共産党沢田英次議員の質問に対し、CATVを通して誹謗中傷を繰り返しました。最後の総括質問であり反論の機会がなかったため、今回の公開質問に踏み切りました。みなさんは、アルゼンチン債購入問題など、どちらが区民の立場にたった質問とお考えでしょうか。 真相解明を求め、区長をきびしく追及 沢田議員は質問で、アルゼンチン債購入の問題点を指摘しました。 (1)区民に謝罪がないが、迷惑をかけたとの気持ちはないのか。 区長を擁護する鶴議員の質問 鶴議員は、質問の持ち時間全てを使い沢田議員の質問を批判しました。前述の質問の本旨には触れず、発言の言葉尻をとらえ「理事会に本当のことを言わない。うそを言っている」「財団の監査について、チェックが出来たのに機能を果たしておらず、狂っているとしか言いようがない」などの「うそ」「狂っている」と言った言葉を強調し、「言葉を極めた不適切な批判」「不穏当な発言や確証のない発言」と誹謗中傷しました。鶴議員の質問は、CATVの視聴者に、沢田議員があたかもうそを言っているような印象を抱かせるものです。真相解明に背を向け、高橋区長を擁護するものではないでしょうか。 生活保護窓口対応の改善を求める 沢田議員は、質問の中で、74歳のNさんが、生活保護の申請をした時の、職員の対応を紹介しました。 事実に蓋をする 鶴議員は、「この事実があったのか明らかにしてほしい」と質問。福祉事業部長は「即刻調べましたが、私どもの職員の方からは、そのようなことを言ったことはございません」と答弁。これを受けて鶴議員は「不謹慎な職員がいないということが良くわかりました」と前述の発言を否定しました。 事実か否かの確認を求めただけ? 「批判があたるのか否かを含め文化振興事業団のアルゼンチン国債を始め、外債購入の事実経過、財産運営上の問題点今後の是正課題など、調査結果に基づいて、区民の皆さんにわかりやすい説明を求めた。」「生活保護の問題は、事実かどうか確認を求めたもので、「誹謗・中傷」には当たらない」以上が回答の要旨ですが、質問に答えるものではありません。 |