ストップ!有事法制
「戦争は絶対にいや!」の声広がる
国会に署名を届けました
 ストップ!有事法制5・24大集会には、全国から4万人が集まり「有事法制反対」の気運が一気に盛り上がりました。品川区内でも様々な行動が準備されています。憲法違反の法案の内容を知らせること急務です。国会に区内から集まった署名を届けてきましたが、運動はこれからです。あなたの行動で、有事三法を廃案にしましょう。

「署名・デモ行進、地域で呼びかけ廃案まで力あわせましょう」

 5・24大集会では、吉永小百合さんから「みんなの力で戦争への道を閉ざしましょう」のメッセ―ジが寄せられました。この間地域からも、たくさんの声が届いています。
 新婦人の班会では、先輩たちから「結婚半年、23歳の若さで戦争未亡人になった」事「婚約者がガダルカナル島で戦死した」事「あまりにも辛くて語れないけれど、戦争は絶対にいや」と体験を交え、有事法制反対の声と「学習会をやってほしい」「デモ行進をして地域にアッピールしたい」と要望が出され。また 町会役員の方々からも、「父親を戦争で亡くした」「学徒動員でとられ、勉強も出来ず、自分たちの青春はなかった」戦争を繰り返してはならないと署名をいただきました。

毎週火曜日に国会署名提出・・御参加を

 28日品川地区委員会と後地の志村さんと私と4人で、有事法制反対と医療改悪反対署名(合わせて312筆)を国会に届けてきました。
 議員面会所での集会で、山口富男衆議院議員から「法案賛成の立場の公述人が見つからず、政府が強行しようとした公聴会が延期された事、地方議会から反対の意見書が次々に上がっている事が報告されました。私も「緊迫した情勢を伝え、運動を広げたい」と決意表明をしてきました。 たくさんの署名を集めて国会に届けましょう。あなたもぜひご参加ください。

今後の予定

6/2(日)
 有事法制ロングラン宣伝 大井町1時〜4時

6/8(土)
 有事法制学習会
 荏原区民センター
 7時〜9時

6/14(金)
 品川有事法制反対集会・デモ行進
 荏原第五地域センター〜

6/16(日)
 代々木公園集会 

 

有事法制廃案求めて国会請願

 小泉内閣と自民、公明与党は、「わが国」を守る為と言うが、ここで言っている「わが国」は日本から遠く離れたインド洋で、アメリカの作戦についていっている自衛艦が攻撃されそうと判断しても「わが国」を守る為に戦争に突入してしまうたいへん危険な内容です。有事と言う事があたかも日本有事に置き換えられていて、これはひどいと地方議会でも反対の意見が出ています。今、世界を見ても、アメリカの言いなりになっているのは日本ぐらい、その上中国総領事館事件で、日本外交はこのままでいいのかと、国民の政治への関心が高まっています。
 本法案は、日本がアメリカの起こす戦争に巻き込まれる事。そして国民の自由と権利が制限され戦前の日本に逆戻りするもの。有事法案を廃案にする事が、今何よりも大事なことだ。

荏原2丁目 志村英義

 

共産党区議団・・「有事法制」で高橋区長に申し入れ

 5月24日、日本共産党品川区議団は、高橋区長に「有事法制を慎重に審議するように関係機関に働きかけを求める」申し入れを行いました。
 高橋区長は「この件は国政問題であり、国会の中で論議をつくしてほしい」と述べるにとどまり、「政府など関係機関に働きかける事については考えていない」と表明。また有事法制について区長は「国、都から何の説明も受けていない」ことも明らかにしました。
 この法案について、高知の橋本知事は「事態の定義が曖昧。緊急性がない」と表明。長野県の田中知事は「阻止せねばならない」と反対を表明。東京国立市長が憲法、地方自治法との関係をただす「質問書」を首相に送付するなど、自治体の首長から相次いで「懸念」「慎重に」との声が出されています。
 区長として、疑問や意見はないのでしょうか。国のいいなりでは、32万区民の安全は守れないのではないでしょうか。