区教育委員会に批判の声 6月22日、日本共産党品川区議団は、区が一方的に進めようとしている「小中一貫校」について、教育懇談会を行いました。父母、教師、地域から40人が参加し熱心に討論が行われました。 問題山済み・・・区は十分な説明と住民合意を
沢田団長報告 ○一貫校を選ばない近隣小学校の子どもたちの中学校の受け皿がないため、一貫校を選ばざるをえない。第二日野小に希望が集中し、第一・第三・第四日野小学校が統廃合になるのではないか○一貫校は全区的に募集としており、抽選で入れないこともあるなど問題点に対し、地域では、十分な説明を求める批判の声が広がっていると報告しました。 佐貫浩法政大教授の指摘 品川区のやり方は、一部のエリート校を作るものだと批判し、子どもたちが抱える不安(受験やいじめ)などを解決する為には「真の改革」が必要であり○少人数学級○地域、親、教師が連携し学校教育計画を作っていくことなど挙げました。 日野中PTA役員の発言 「なぜ学校を移すのか。これまで培った伝統を壊すのか。納得に行く説明がない」と怒りを込め訴えました。 現場教師の発言 学校選択、一貫校など「プラン21」は若月教育長就任後2ヶ月で出されたもの。早くから能力別に分け、国が望む学校を作る方向であり、現場の意見を聞かずに進めている。 今後の運動 一貫校問題は、日野中地域の問題ではありません。学校選択制で子ども・家庭と地域が引き離され、一貫校計画で、小学校のうちから、能力別教育に分けられる。これが公立学校の姿でしょうか。私は間違っている、止めさせなければと思っています。議会では、自民、公明、民主、合同の賛成で、基本計画策定の予算が決定していますが、地域ぐるみの運動が広がれば、見直しは出来ると考えます。 どの子も持っている可能性が十分のびる教育を品川に作るため、地域、親、教職員が、力をあわせましょう。発言を、行動をしましょう。 |