目黒線立体交差事業で洗足ガード下閉鎖
エレベーター設置で解決するのでしょうか? 災害時、地域の安全はどうなる? 洗足駅から西小山方面に向かい洗足会館の近くに洗足ガードがあります。ここが問題の五差路です。自動車、人、自転車が行き交う生活道路です。「道路を通行可能にして欲しい」と「洗足ガード下通行止め反対、代替案反対住民の会」の方々は、まちづくりの立場で再検討を求め、事業者と話し合いを続けています。ところが、道路閉鎖を前提とした「エレベーター設置を求める請願」が建設委員会に出され、具体案も示されぬまま、自民・公明・民主の賛成で採択されました。共産党は、住民との話し合いを尊重する立場で、継続審査を求めました。 「エレベーター設置を求める請願」 小山6丁目が分断される。災害時の避難路が断たれる。集中豪雨の時の水害対策等、住民の心配は何一つ解決していません。東急、都、区は安全なまちづくりを最大限追求すべきです。
図を見てください。代替施設は、歩道橋、歩道スロープ共に障害者、高齢者の負担は重い。また、4号踏み切りの付け替え道路は、前回請願審査の折、急な下り坂、急カーブで、自動車を通すのは危険と、全会派から意見が出ていましたので認められません。 具体案示せず検討中の答弁に自民・公明・民主即時採択の不可解 「どのようなエレベーターがどこに設置されるのか」の質問に「検討中ですから、しばらく時間をください」との答弁。 形が明らかでないものにどうして賛成できるのか疑問です。予算や管理についても、「総事業費の中でまかなわれる。」「管理は目黒区がおこなう」とおおざっぱな答弁です。 「話し合いはしているが、都は独自に考えていく」住民を拒む課長発言 狭い場所での設置、災害時にはエレベーターは動かないが、狭い通路に集中し危険ではないか。人目のない住宅地で安全管理が出来るのか。密室で犯罪の心配など住民の方々の疑問、意見に応える姿勢こそ、自治体職員の姿勢ではないでしょうか。住民のためのまちづくりを忘れた課長発言は許せません。 |