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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2002年12月1日発行
第156号


初めての議会傍聴感想紹介
「子育ては、家庭がするもんだ」
やじる与党に区政は任せられない
 「中小企業に仕事を」と「子育て支援」を訴え一般質問しました。議会傍聴の呼びかけに、20人余の方が来てくださいました。初めての方からの新鮮な感想をいただきましたので、区の答弁と合わせて伝えます。

 小泉内閣「不良債権早期処理」の中止を求めよ
・・・(区長)区内中小業者にどのように影響するか推移をみる
 公共施設の耐震対策、保全、改修工事等、区内中小業者に積極的に発注を
・・・・(区長)既にやっている

 仕事を求める中小零細業者に、区としてできる事は沢山あります。地域センター、児童センター、保育園などの建物の耐震診断・対策は殆ど行われていません。洋式トイレの設置や段差解消、エレベーター設置は高齢者、障害者の要求です。不況の時だからこそ区民要求実現のため、仕事を創出して地元に発注すべきです。また商店街の負担となっている装飾灯電気代補助、改修補助金引き上げを求めましたが、「応分の負担をしてもらう」と答弁。不況の下、経済の主役である中小企業支援なくして、景気回復はありません。

 妊婦健診の無料化を
・・・(部長)2回で適当、増やす考えはない
 正規職員を増やし、子と親の願い届く改善を
・・・(部長)適正配置をしている。親の評価は理解できない

 保険のきかない、出産費用の負担軽減を求める声を取り上げました。少子化が深刻な中なぜ、子育て世代の要求を実現できないのか。540億円も区民の税金を貯金しているのに疑問です。
 「子育ても、仕事も充実させたい」共働きの願いに対し、区は職員削減を繰り返し、保育の質が低下しています。区が行った調査にも、利用者から「職員体制改善」を求める声が多数寄せられているにも関わらず、問題なしと強気の答弁を繰り返します。
 保育園に入れない待機児270名の対策は、認可保育園の増設を求めましたが、保育水準が明らかに低下をする、企業参入の認証保育園を進める答弁でした。
 放課後の全児童対策としてスタートした「すまいるスクール」と、留守家庭児童対策として、始まった「学童保育クラブ」の違いを問い、役割の違う2つの制度の充実を求めましたが、答弁は違いを不明確にしたまま、見直しの方向を出しました。

 前向きな答弁も
○インターネットによる子育て相談開設
○親子サロンの増設と幼児クラブの備品の充実
○「環境住宅リフォーム助成制度」の助成対象拡大 ・・
ありましたが、答弁を通じて、区民の声を聞かず、実態を改善しようとしない高橋区政が浮き彫りになりました。
 区民の声が実現するまで、引き続き粘り強く求めていきます。

寄せられた感想です

 今回の傍聴で感じた事は、他党議員のヤジがひどいなと思いました。特に子育てのところのヤジ「子育ては家庭がするもんだ」がひどかったです。自民・公明・民主には、品川区政は任せられないと思いました。

桜井勇治

 いいぬまさんの質問は、先に質問された公明党のF議員の原稿棒読みに対照的だった。眠っていた自民・民主の議員もヤジを飛ばし、区議会全体が眠りから覚めたように活気付いていた。
 区民の現状を無視した区長の答弁はとんでもない。

S・K

 出生率の話の中で、品川は全国平均よりはるかに低く、女性が子どもを生む数が0・85人にしかなっていないと聞き愕然としました。品川に住み続けていきたいけれど、福祉政策も切り捨てられて、健康なうちはいいけれど、病気にでもなったら捨てられるのはゴメンです。区長他区側の冷たい姿勢に悲しい限りです。

馬島

 共産党が演壇に向かう。イッキニ引き締まる。議場の空気を体感する。再質問に立つ議員の後姿を目にし強く思う。この大切な議席を瞳のように守りたい。区民全ての為に。

徳田

 いいぬまさんの質問になると場内が騒がしくなりヤジが飛び交うのが面白かったス。保育や区民に対する考えかたがマトモとは思えないヤジが恐かった。本心からのヤジなのか。立場からのヤジなのか。どちらにしても区民の意思の代表とは思えない。

内田