第1回定例会日本共産党代表質問
福祉を削って貯め込んだ570億円は、福祉、教育、中小企業にまわすべき
2月26日から議会が始まりました。区長の施政方針のあとに各会派が代表質問に立ちました。日本共産党は、宮崎克俊幹事長が5点に渡り、区長の政治姿勢を問いました。
特別養護老人ホームつくらない!
区営住宅もつくらない!
30人学級やりません!
高橋区長・若月教育長答弁

「570億円基金を貯めて健全財政」と誇っているのは、高橋区長です。宮崎議員は高橋区政4期16年の特徴を、大規模開発の推進と「行政改革」の名のもとに徹底した福祉切捨てと追及しました。区長は「福祉は23区トップ」と言いますが、職員削減で被害を受けているのは保育園・学校・児童センターの子ども達と障害者・高齢者の方々です。品川区は、乳幼児医療費助成、難病手当て、寝たきりオムツ支給、福祉タクシー券は、対象者や支給内容が23区で最低水準です。何故誇れるのでしょうか。

区民が望む区営住宅、特養ホームを

品川の大規模開発は総額472億円の税金を投入し「日本一」とも言われています。区長は「国から補助金をもらって来るから、区民の税金は使っていない」と言いますが、まさに国の大規模開発を推進しているのが品川です。低所得者対策ばかりやっていては税金が入らない。区長の本音です。一月26万円のケアつき有料老人ホームは建設中。640人も入所を待っているのに、特養老人ホームはつくらない。都営住宅の応募倍率が、八潮で109倍、87倍と激化している中、公営住宅は都の仕事と逃げています。

小中一貫校の白紙撤回を!30人学級の実現こそ区民願い

6・3制を4・3・2制に変更する根拠を示していません。小4年からステップアップ学習としてコースに分ける事が子ども達に新たなストレスを生むと専門家から異論が出ています。
子ども達をモルモットにしないでと地域から声が出ています。もう一点問題は、合意形成です。昨年秋共産党が行ったアンケートでは、小中一貫校に関して「賛成」「反対」「どちらともいえない」と意見が3分していました。地元では日野中移転反対の意見が多数あり、昨年10月区長宛に3500筆の署名を添えて陳情が提出されました。関係者に何の説明もなく、新たに大井地区にも一貫校を作ると言うのですから区民不在としか言えません。若月教育長は、「地元の声はご意見として受け止める」聞き置くだけの答弁でした。子ども達の将来に関わる教育改革です。区のやり方はあまりにも乱暴ではないでしょうか。一校に100億円かけるのではなく、どの子も丁寧な教育が受けられると全国で成果を上げている小人数学級を求めましたが、拒否されました。

アルゼンチン債問題を問う

理事長だった区長の責任、区民に経過を公表すべきの問の区長は答弁不能。助役が「もう終わった事」と今までの答弁を繰り返しました。

消費税やめよ、区長の見解を問う

区民生活と区内中小業者に取り返しのつかない打撃を与える消費税増税に反対し、関係機関に働きかけをすべきと迫りましたが、「国の動向を見る」と、全く他人事答弁でした。
 初めて傍聴に来た青年が「内容難しかったが、区長は質問に答えずはぐらかしている」また「ヤジを飛ばす与党の議員は区長に成り代わって答弁をしていた。区民の代表ではなく、区長の応援団ではないか」と女性は怒っていました。区政を変える為全力をつくします。

桜井恵子さんを囲む女性のつどい

 保育の話、学校の話、介護の話、女性が集まると、期待がいっきに高まります。桜井さんは「区民の声を聞かないワンマン区政から区民参加の区政へ」と決意を伝えました。女性は勝手連で動きます。お手伝いいただける方ご連絡を。

演説会にたくさん誘ってきてください

3月3日(月)午後7時開場 きゅりあん大ホール
私、いいぬまもあいさつをしますが、山口富男さんは、国会の論戦を語ってくれます。なぜトヨタの超長残業を是正させたのか。今世界で、日本で起きている変化を是非感じて欲しいです。車も出ます。ご連絡を。
 桜井恵子さんもあいさつします。
        みなさん来てくださいね