特養老人ホーム、30人学級、乳幼児医療の3項目
共産党区議団 緊急要望書を提出

 6月13日(金)日本共産党区議団は、高橋区長に、「区民生活を守る緊急要望書」を提出しました。選挙中、区民の皆さんから寄せられた中で、特に緊急な要望に絞って提出しました。区側の答弁も合わせて報告します。

特養ホームの入所待ち700名超えているのに品川区は増設計画なし

1.特養老人ホームの増設

 区がすすめてきた安心の住まい、ケアハウスは多額の費用が必要ですが、特養は収入がなくても入れます。改めて、特養ホームの増設を求めました。
区長は「国は全個室の新型特養ホームしか認めない。区の一般財源を充てるわけにいかないので出来ない」と答弁。 他区では新型特養ホームを建設しています。運営が出来ないのなら、国に改善を迫るべきです。

2.30人学級実現

 全ての子どもに基礎学力をつける教育は区民の願いです。少人数学級はその有効性が認められ、21道県と1政令市で踏み出しています。是非東京都に働きかけ、品川でも30人学級の早期実現を求めます。

区長は「すでに30人になっている。国、都の基準を直さなければ」と答弁。

3.乳幼児医療費助成制度の所得制限撤廃

10%が対象外になっています。「共働きで税金をたくさん納めているのに、恩恵がない」と怒りの声が届きます。所得制限があるのは品川のみです。私は、どの子も安心して病院にかかれるよう、早急に取り組むよう求めました。

区長「都の制度」と逃げています。他区はすでに実施をしているのに!


厚生委員会報告

ファミリー・サタディ子育て体験事業

子育てに悩む、保護者の交流や子ども同士が触れ合う  機会を、保育園が提供します。

 ○月一回特定の土曜日午前10時から午後1時
 ○保育士等との懇談、保護者同士の交流
 ○参加児童、在園児との集団生活体験
 ○昼食の提供
 ○0歳〜就学前まで在宅子育て中の親子
 ○利用料は児童も保護者も各500円
 ○実施園・・中延・東大井・東品川・旗の台・東五反田
   9月から富士見台・南ゆたか・大井倉田・平塚・南大井

私の質問と意見

  保育園を地域の子育てに開放する事は、よいことだと思いますので関係者の意見をとりあげ、成功させて欲しいです。しかし、職員や在園児の保護者の皆さんに全く説明することなく実施に至ったと聞き、驚きました。 
1.在園児への配慮
2.在園児の保護者に説明
3. 十分な職員体制
を求めました。