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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2003年7月20日発行
第181号


働く父母からのSOS
学童保育クラブをなくさないで!

 前号で、厚生委員会の報告「学童保育をすまいるスクールに移行」を載せましたが、父母の方々から反響がありました。学童保育を知っている方はどなたも「学童保育をなくさないで」と訴えています。私は、子ども達の一大事と受けとめ、改めてお知らせします。

学童保育とすまいるスクールの違いを認め、どちらも充実を!

学童保育とは

 共働きや母子・父子家庭など、昼間保護者がいない児童を対象に児童センターや単独館で行っています。親の就労を保障し、放課後の生活と安全を保障することを目的とします。「ただいま」と毎日通う「家庭に代わる、ほっとする生活の場」です。複数の専任指導員が家庭と連絡を取りあい一人一人の子どもを把握し保育しています。

すまいるスクールとは

 1年から6年生の希望者を対象に、放課後等の学校施設を使い、遊びや自習など自由に過ごせる「フリータイム」、学年ごとの「勉強会」、英会話やパソコンなどの「教室」など様々な活動を通し、学力、体力、個性の伸長を図ることを目的とし、現在4校で実施、今後全小学校に設置予定。
 子どもの利用は3割です。

働く親の願いから生まれた学童保育

学童保育とすまいると 両方経験している母親の声

 学童保育では、何より指導員が子どもを見てくれる。顔色、行動あげればきりがない。特に低学年のうちは、親代わりになってくれるので、子どもにとって安心の場所になると思う。また、保護者等で子どもの様子がわかるので安心して働ける。すまいるにない最大で重要な良い点です。学童をなくさないで!

 課長は「どの子も等しく見る」と学童保育職員を全て削り、すまいるのみの職員体制で十分と説明。これでは学童保育も、すまいるも今より悪化し子育て支援に逆行します。悲しい時、友達とうまく付き合えず悩んだ時、子ども達を誰が支えてくれるのでしょうか。働く親が安心できる職員配置、「生活の場」の確保など条件整備を求めます。


ミニバザーへのご協力ありがとうございました

 天候にも恵まれ、たくさんの方にお越しいただきました。収益は、無料法律相談の費用として活用させていただきます。短時間の取り組みで、お知らせが届かなかった点は、お許しください。

 秋には、地域の方々と恒例のバザーを行ないます。お楽しみに!

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