視覚障害者の方からの質問
どうなる?心身障害者福祉会館
 「旗の台にある身障者会館が民間委託になると聞いたがどうなっているのか」と電話で問い合わせをいただきました。7/1厚生委員会での報告内容を伝えます。

@支援費制度スタートにともなうサービスの変更
A施設の改修工事
B社会福祉法人への委託

 区が報告した、「身障者福祉会館の再整備」は、今年4月スタートした支援費制度にともなう変更です。理解していただくため支援費制度に少しふれます。
 従来の障害者福祉では、障害者の方々が、福祉サービスを受ける場合、申請すると、区がサービス提供まで責任を持って対応する措置制度になっていました。 左の図を見てください。支援費制度は、障害者の方が、事業者と契約を結ぶ制度となりました。介護保険制度と違いケアマネージャーがいないため、生活困難な障害者が適切なサービスを受けられるのか疑問です。


変更内容
◎知的障害者通所更生施設
 ・知的障害者作業グルー  プ及び重度重複障害者  生活グループ中心に
 ・クリーニング作業は廃  止
◎身体障害者デイサービス 事業
 ・身体障害者作業グルー  プを中心に
*在宅障害者デイサービス は現行通り
◎食堂と機能訓練室を新設、 給食サービスを実施
◎社会福祉法人への委託
*機能訓練、相談機能は、 現行通り


委託により障害者の実態が見えにくくなるのでは?
区は委託により3億円の支出が3分の2ほどに減額すると説明。
 無駄は省かなければいけません。しかし福祉にかかるコストは、ほとんどが人件費です。限られた予算で仕事を受注すれば、人を削るか、賃金を低く抑えるしかありません。社会福祉法人の人手不足は深刻です。
 この間自治体の仕事が次々に社会福祉法人や民間に委託され、区が直接利用者に接する事がなくなっていることも問題です。 先日、視覚障害の方から、ガイドヘルパー派遣について「全国大会等に参加する時など、宿泊の派遣も認めてほしい」という要求が届きました。区民の要求を敏感に受け止め制度を改善する自治体本来の仕事を取り戻してほしいと思います。


「写真が語るイラク」 森住卓リポート
有事法制反対のポスターのイラクの少女の写真は印象的でした。
赤旗新聞にも度々登場している、フォトジャーナリストの森住卓(もりずみたかし)さんが品川で講演をします。
 映像と話でイラクの現状を知ってください。そして平和を共に考えてください。


9月1日(月)午後6時30分会場7時開会
荏原文化センター大ホール
協力券500円(中高生200円)
ただ今実行委員を募集中です!
連絡はいいぬままで


第20回しながわ平和のための戦争展
見つめよう戦争の真実を  -繰り返すまい戦争への道-
 戦争で大きな被害を受けるのは罪もない子どもたち。
アジア太平洋戦争やイラク戦争での子どもたちの姿を通して戦争について考えていきたいと思います。

とき 8/14(木)〜8/17(日) 10時〜8時(最終日は6時)
ところ 品川区民ギャラリー イトーヨーカドー大井町店 8階
入場無料

催し物
8月14日(木) ・1:00〜 ・2:00〜
 大型紙芝居 「ぞうれっしゃがやってきた」
 出演 品川平和ゼミナール
     高校生平和のつどいOB
8月17日(日) ・2:00〜
 朗読 「むらさき花だいこん」
     「焼け跡の水」
 出演 朗読集団「風」


展示

戦争と子ども
 ・品川の空襲・学童疎開
 ・戦時中の暮らし
 ・子どもの遊び
  他

侵略戦争とアジアの子どもたち

各世界では・・・
 ・イラク戦争と子ども
 ・核と子ども

主催 しながわ平和のための戦争展実行委員会


8月の無料法律相談はお休みします。急ぎの相談はいいぬま事務所にご連絡ください。