ISOでSOS! サービス残業をなくす運動が全国で広がっている中、品川区立保育園のサービス残業が、組合機関紙で報道されました。共産党南区議が、一般質問で取り上げました。 IOSマニュアルづくりで 第3回定例区議会は9月25日から10月24日間まで開催中です。26日南区議は、「保育園での、ISOの品質マニュアル作りに関わる問題が深刻化している」の訴えを受け、調査し質問を行いました。 現場の声 ●同じISOのマニュアルづくりをしているのに、超過勤務手当てがつけられる園とつけられない園があるのはおかしい
なぜISOが必要なのかの質問に対し、部長は「今までは暗黙の了解が多かったが、システム化により共通認識になる」と答弁。しかし、現場からは「電話を受けたら記録、早番で保護者から伝えられたことは記録、子どもがすりむいたら記録、散歩に行く時は散歩日誌、連絡ミスは不適合記録、記録を書くことばかり。今までは、言葉で伝え十分だったことも、書類作成に時間をとられ、子ども達に関わる時間が不十分になっている」これでは何のためのISOなのか、本末転倒ではないでしょうか。 違法なサービス残業の実態調査と改善を求める 度重なる職員削減の中、10時までの夜間延長保育や休日保育、病後児保育など実施、不規則勤務をこなしながらのパソコン作業、事務作業に追われています。また、実際に残業をしているにもかかわらず、申請を制限されている園があります。タイムレコーダーを押してから残業をする。家に持ち帰るなど恒常化していますが、部長は「@時間内でするA時間内でで
サービス残業は労働基準法違反です。共産党は、国会で多々取り上げてきました。2001年4月厚生労働省は通達を出し残業は自主申告ではなく、事業主の責任で始業時〜終業までの労働時間の把握を求めています。また未払い残業手当の支払いも、2年半、全国で150億円を支払わせる成果を生んでいます。品川区のサービス残業の一掃のため働く皆さんと力を合わせます。 10月の予定 10月3・4・5日 無料法律相談 10月24日(金)午後6時より8時まで |