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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2004年3月28日発行
第206号


第一回定例区議会報告
全ての子どもの医療費無料化求める
共産党所得制限をなくす条例を提案

 品川区の子どもが病院にかかった時、区からの助成で無料になる人と、自己負担分2割を支払う人と差があることをご存知ですか。「なぜ品川だけ所得制限があるのか」不満の声が届いています。本提案は子育て応援です。

所得制限があるのは、
23区で品川区のみ!なぜ?

 乳幼児医療費助成制度は、93年0・1歳児対象で所得制限ありで実施が始まってから改善が図られてきました。共産党がこの間行った乳幼児医療費助成の年齢拡大や所得制限撤廃の条例提案は8回目です。

 品川区は、来年1月から対象年齢を現状の就学前から6年生まで拡大するため、、共産党の提案は6年生までの全員が無料で受けられる制度を願ってのことです。

金持ち支援は必要なし・・自民・公明・民主など否決

 23区では、足立区が本年4月より所得制限をなくし、所得制限を残すのは品川一区のみになりました。改正理由は「転出転入などがあり、23区差があると問題」「多くの子どもたちが制度を受けられるように」との事。また全国でも、小学生、中学生、高校生まで年齢拡大が、所得制限なしで進んでいるのが現状です。

 品川がなぜ進まないのか。「福祉施策なので、医療費の無料化は考えていない」とする区長の考えと、「福祉は救貧対策」とする自民・公明・民主など与党の福祉に対する古い考え方です。

 反対した各党には、視野を広げてほしいと思います。

子どもたちに最善の利益を!

 共産党は「乳幼児医療助成制度は、未来の社会を担う全ての子ども達の健やかな成長を保障し、子どもを安心して生み育てる環境作りに社会が責任を持つこと」と主張。ヨーロッパの国々では、一人ひとりが尊ばれ、生存権を守る思想が社会保障として制度化され、子どもはもちろん大人も医療費の無料化が進んでいます。 子どもを大切にし、子育て世代を応援する品川めざします。