第1回定例区議会いいぬま質問
必要なサービスが受けられ、社会参加が保障される障害福祉を

 昨年4月に支援費制度が始まりました。必要なサービスが受けられるためには、制度の周知と窓口での、障害者の立場に立った制度の紹介が必要です。私は、障害者の皆さんから寄せられた質問をしましたが、部長の答弁は、福祉からほど遠いひどいものでした。現状を知らせ改善されるまで求めていきます。

「支援費制度」ややもすると過保護的な制度を抜本的に改めるもの
・・・小沼福祉部長のひどい答弁

 「支援費制度」とは国のパンフには「障害者自らサービスを選び、事業者と対等な関係で契約し、利用料の一部を補助する制度」と記されています。ところが部長は、「今までの福祉がやりすぎであった」と答弁。

支援費制度、広く区民向け説明会を!

 区は制度のパンフを作らず、説明会は障害者団体対象のみで、団体に所属していない方、中途障害者、引っ越してきた方に情報は入りません。ホームヘルプの利用が全国平均を下回り、3年間利用が増えていない点からも、周知不足は明らかです。でも答弁は「丁寧な対応に努めている」。

外出のためにガイドヘルパーさんを!

  「コンサートや講演会に行きたい」上肢下肢に障害のある方から。「田舎の法事など宿泊を伴う利用も認めてほしい」視覚障害者の方から。ヘルパー派遣の拡大を求めましたが、答弁は「考えていない」。

車椅子で傍聴できる区議会に改善を!

 車椅子が入れない傍聴席、身障者用トイレが一つもない議会棟ですが、大規模改修まで先送り。何とも情けない「福祉の品川」皆さんと変えます。

桜の木を切らないで!

 武蔵小山駅前広場の桜。今年も春爛漫。駅前広場計画の中で伐採が心配と質問があり、区に聞きました。「まだ検討もされていない」との事でしたが、桜を残しての声多数届いています。