ストップ!歴史的な大改悪
どうなるあなたの年金
日本共産党の提案

 街に出ると年金が話題です。「自分たちはもらえなくなるの」と青年。高齢者は「今でも苦しいのにどうなるのか」と不安を隠せません。この機会に一緒に考えましょう。

政府案  毎年上がる保険料 毎年下がる年金額

年金ってなあに?

●国民年金
  国民年金のみ。1号と呼ばれる人たち。20才から60才まで加入。40年払い続けて月額6万6千円の年金。

●厚生年金、共済年金
  2号。国民年金を土台に、2階部分がある。加入に年齢制限なく、賃金に応じて保険料を払い、事業者も同額負担。受給平均額17万6千円。

●第3号被保険者
 2号に扶養されている配偶者。保険料は自分で払う必要はなく、2号の加入者全体で負担。1号と同額。

ー政府案ー

  1. 保険料の連続値上げ・・自動的に保険料負担が増える。厚生年金で平均1年間で1万円 、14年間連続値上げ。国民年金は1年間で3360円、13年間連続値上げ。

  2. 給付水準を15%引き下げ・・物価の上昇分から
    ○高齢者の増加
    ○少子化による支えての減少
    の要素を差し引いて額を決める。その結果2023年度までに、全ての人が年金の15%も減らされます。

  3. 基礎年金に対する国庫負担を2分の1にすることを先送りその上、財源を庶民に対する大増税!

日本共産党の提案

  1. 国民に約束した、国庫負担を2分の1に引き上げる。
    財源は、道路特定財源、軍事費大幅削減、大型公共事業の無駄等あらゆる無駄を削り、年金の国庫負担分に当てます。消費税増税なくても、財源は確保できます。

  2. 本気で雇用を増やす
    年金財政の支え手が激減しているのが問題です。青年の雇用、正規の雇用を増やします。景気回復を待たず、サービス残業をなくすことで160万人の雇用増ができます。また国の責任で保育、教育、介護などの仕事を増やし雇用の確保。

  3. 巨額な積立金の活用
    国民から預かった積立金は合わせて150億円。株式投資などに回さず、直ちに年金給付にまわします。