5年目の制度見直し 2005年どうなる介護保険
「国の中間まとめ」厚生委員会で報告

 8月24日の厚生委員会において、社会保障審議会・介護保険部会の「介護保険制度の見直しに関する意見書」について説明がありました。この間、マスコミでも「20歳からの保険料徴収」など問題点を指摘していましたが、区の説明では「総論では区と同じ方向」と評価。玉虫色の表現の中、改悪の内容が盛り込まれています。

20歳以上の保険料徴収は?
障害者福祉「支援費制度」との一本化はどうなる?

 ほとんどの方が、「負担の重い保険料や利用料を何とかしてほしい」「一人になった時、痴呆が進んだ時、入れる施設があるのだろうか」少しでも改善されることを願っていると思います。ところが、来年1月の通常国会での法案提出に向けての検討の中身は

(1)介護予防重視と言いながら要支援や要介護1など軽度者を介護保険制度から外す

(2)利用料を現在の1割から引き上げる(部長は1割維持と答弁)

(3)特養ホームの対象を重度者のみとし、利用料に住居費・食費・光熱水費を新たに加える

(4)障害者福祉「支援費制度」の国の負担を減らすため、介護保険制度との統合

(5)保険料徴収を現在の40歳以上から20歳以上に拡大する

 改善点(痴呆ケアの整備・事業者への監督強化など)もあるのですが、読めば読むほど、負担増、利用の制限につながる改悪内容です。 部長は「総論では品川区の目指してきた方向と一致。具体的には、今後の推移を見守る」と答弁しています。決定待ちでは、区民の願いはかないません。内容を知らせ行動しましょう。

中央社会保障推進協議会は「介護保険の改悪の反対し、抜本的改善を求める署名」に取り組んでいます。 ご協力を!


議会傍聴に来てください

9月22日(水)午後3時30分ごろから 南恵子一般質問
(1)ダイオキシン汚染物を八潮の施設で処理する計画には反対をまる
(2)ヒートアイランド現象を加速する大型開発は中止を
(3)が奇襲と行動に困難のある子(LDなど)の発達を保障する体制の整備を
(4)2007年度の消費税増税計画に対する区長の見解を問う

9月24日(金)午後2時ごろから 中塚亮一般質問
(1)競争教育・つめこみ教育の小中一貫教育は見直しを
(2)教育委員会は、区民にも議会にも情報の公開を
(3)青年に仕事と生きがいを 早急な雇用対策の実施を求める

 議会棟6階共産党控室においでください