5年目の制度見直し ストップ!介護保険改悪
地域から声をあげましょう

 敬老の日によせて、FAXをいただきました。高齢化社会のもと、一人でも多くの人が、地域で最後まで過ごせるようにとの願いと私への励ましのお便りでした。前号で国の審議会の「介護保険制度の見直しに関する意見書」について知らせましたが、このままでは大変なことになります。再度取り上げます。是非周りの人に伝えてください。

「医療・介護複合施設を地域に」
「バリアフリーな高齢者住宅を」

 敬老の日だというのに新聞には介護に疲れた悲しい事件ばかり。お便りには、、介護ができなくなったら、自分が死んだらどうなるのかと将来の不安をかかえる老人のためにも地域の運動の先頭に立ってほしい。あせらず、少しづつ前進をと励ましのことばがありました。知らせることから始まる私の仕事です。

 来年1月の通常国会での法案提出に向けての審議会での検討の中身は

  1. 介護予防重視と言いながら要支援や要介護1など軽度者を介護保険制度から外す
  2. 利用料を現在の1割から引き上げる(部長は1割維持と答弁)
  3. 特養ホームの対象を重度者のみとし、利用料に住居費・食費・光熱水費を新たに加える
  4. 障害者福祉「支援費制度」の国の負担を減らすため、介護保険制度との統合
  5. 保険料徴収を現在の40歳以上から20歳以上に拡大する

 改善点(痴呆ケアの整備・事業者への監督強化など)もあるのですが、読めば読むほど、負担増、利用の制限につながる改悪内容です。 部長は「総論では品川区の目指してきた方向と一致。具体的には、今後の推移を見守る」と答弁しています。区民の命を守る立場で国に意見を上げる区政求めます。

中央社会保障推進協議会は
「介護保険の改悪の反対し、
抜本的改善を求める署名」
に取り組んでいます。ご協力を!