自民・民主(区民連合)が強行
今年も海外調査へ!
品川議会40人中18人も反対なのに!

 品川区議会は9月24日、海外調査(視察)の参加議員を決める議案「議員派遣の件」を決定しました。議会内6会派中、4会派が不参加を表明している中、自民・区民連合(民主)は採決を強行、今年もスイス、スウェーデンに出かけます。

 私は本会議場で反対討論をおこないました。

海外調査は月19万円の政務調査費を充てるべきだ

 今回の海外調査はスウェーデン(社会保障制度)スイス(災害対策など)を目的に期間は12月12日から20日まで。参加議員は自民党が4名、区民連合が3名のみ。共産党や公明党、無所属の会、生活者ネットは不参加を表明しています。

 共産党沢田英次区議は、海外調査に対する反対討論を行いました。

  1. 99年に『海外調査に関する検討項目および遵守事項』で海外調査にあたっては『緊急性、重要性が明らかになった時のみ実施する』とした決定に反する。自民、区民連合から海外調査を実施しなければならない、緊急性、重要性は明らかにされていない。
  2. 長引く不況のもと生活保護や公営住宅入居相談が急増、一議員70万円、総額740万円の予算は区民の暮らし支援にまわすべきだ。これまで視察参加者から視察にふさわしい提案もなければ、条例提案は皆無だ。
  3. 23区で20区が海外視察を中止している。海外調査が必要と思うなら1議員月19万円の政務調査費を充てるべきだ」と

 なお、今回の海外調査が実施となったのは不参加を表明した無所属の会4人のうち本田義一幹事長、藤原正則、西本貴子が実施に賛成したためです。

今年の海外調査参加議員

自民…大沢真一、田中豪、築館武雄、本多健信
区民連合…大西光広、木下史典、高星正利