やさしいまちづくり今だ不十分
バリアフリー化もっと急いで！ いいぬま質問決算委員会

　10月7日決算特別委員会（15年度分）で、高齢者・障害者にやさしい街を求め質問しました。松葉杖生活66日、機動力がなく周りのみなさんにご迷惑をかけていますが、不自由な体験を質問に生かしました。

一刻も早くエレベーター、 ノンステップバスの普及を

　区内、エレベーター未設置の駅は、JR五反田・西大井、東急下神明・西小山・武蔵小山、（荏原町・旗の台は工事中）京急北品川・鮫洲、都営地下鉄中延・戸越など。15年度、区が補助しエレベーターを設置したのは東急荏原中延駅一箇所（補助金２６００万円）のみです。

　ノンステップバスの普及は都バス19台、京急２台、東急74台、東急の担当者は目標をはるかに超えて普及していると言いますが、何台も待たないと乗れないのが現状です。

　６月に出されたバリアフリー推進要綱では、「バリアフリー化は今だ不十分なレベル、できるだけ早く確保を」と。体が不自由な人が、1人でも外に出られる当たり前の社会にするために、計画を急ぐよう求めました。引き続き事業者に働きかけると答弁がありました。

五反田駅にエレベーター設置を！JR東京支社要請

　池上線、地下鉄との乗り換えも含め、バリアだらけの五反田駅です。以前、署名も行い16年度中には設置の約束がされていましたが遅れていたための再要請です。私は、鈴木、中塚両区議の援助を受けて、松葉杖と車椅子を使い、東京支社のある田端駅まで出かけました。この体験が非常に勉強になりました。

　街にも駅の中にも段差がいたる所にあり障害です。乗換駅もエレベーターとスロープがなければ、足の不自由な人は、1人で出歩けません。エレベーター設置を最優先にと要請しました。（要請は、緒方参議院議員、秋田、かち両都議とふじた美佳都議予定候補、区議団との共同）

福祉タクシー券の増額と電動車いすの普及を

　品川区の福祉タクシー券は月２３００円です。荏原の車椅子利用の方から増額の願いが届いています。彼が役所に行く為には、リフトつきの福祉タクシーを予約しますが、予約料４００円と迎車６６０円がプラスされるため片道分にしかならないとの事です。２３区を調べると杉並区が５３００円、渋谷区が４６００円品川区は下から２番目です。せめて往復分の支給を求めましたが、担当課長は「トータルで見ていただければ、区の障害者施策は大変進んでいる。増額の考えはない」との答弁。福祉の品川と大宣伝をしていますが、難病手当ても最低額、進んでいる障害者福祉は見当たりません。

電動車いすの普及を！

　自走式の車椅子は、路肩が斜めになっているとまっすぐ走れません。坂道の上りは大変、下りはこわいです。誰もが自力で外出できるように電動車いす（都の判定が必要）交付用件の緩和を求めました。

区役所に多機能トイレ設置なぜ進まない！

　議会棟には、車椅子や、子ども連れの方が使える多機能トイレが一箇所もありません。いいぬまは機会あるごとに求めています。なぜなら議会傍聴者が、エレベーターで上下し、隣の隣、第２庁舎まで移動しなければ車椅子対応のトイレが使えないのです。区はスペースがないと言っていますが、今第１庁舎トイレの全面改修を行なっているのに改善はありません。どうして議会とつながる６階に一箇所でも多機能トイレを作らない！

「芋ほり温泉日帰りバス旅行 楽しかったね！」ご参加ありがとうございました。

　空気がちがう。どこまでも青くて広い空と緑がいっぱい。さつまいもは大豊作、栗拾いもできて大満足。足がまだ痛い私でしたが、サンピア君津の温泉に入れゆっくり。肩を貸していただきありがとうございました。食事の後のカラオケも久しぶりでした。感想お寄せください。