ごみ有料化
議論の前にやることあり! 品川区廃棄物減量等推進審議会で家庭ごみ有料化が論議されていること先にお知らせしました。身近なところから「区民の声を聞いてほしい」と声があがっています。決算委員会で区の考えを問いました。 有料化、国の流れを見て、区の考えを定めていく・・課長答弁 「ごみ減量」関心はあるけれども行動はまだまだではないでしょうか。区は、繰り返しPRしていると言いますが、広報では不十分です。区民に現状をわかりやすく伝えること、区民の意見をどんどん取り入れ、一緒に解決する姿勢を持つことを求めました。 把握されていない、家庭ごみと事業系ごみ量 以前品川のごみ量のデーターを、ごみ・環境問題に精通している岩佐恵美前参議院議員に見てもらいましたが、「全体が全くつかめない不備な数値では分析できない」と批判されました。この点質問しましたが、わかったのは、区で収集しているごみ量9万341tと資源化量1万4101tのみです。 区民パワーに火をつけて 自治体が真剣にごみの実態を訴え住民の理解と協力を得られる目標、対策を示すことができれば、住民の底力が発揮されます。住民団体がメーカーやスーパーに「洗剤の容器を引き取ってほしい」「トレーを引き取ってほしい」と運動を始めたところでは、スーパー側もプラスチックトレーを紙容器に変えるなど変化が起こっています。卵パックは塩化ビニルの物が6割もあります。塩ビ製の物は買わない。過剰包装された製品は買わない。いらなくなった包装・容器は製造元に引き取るように要求するなど自覚的な心構えや行動によって企業の姿勢を変えることができます。このように住民のエネルギーや自発性を自治体がいかに引き出すのか協力を得るのかが問われています。有料化で一時的にごみ減量しているところも次第に元にもだったり、不法投棄が横行したり新たな問題になっています。まずは住民を信じて説明会等、意見交換の場をつくる事を求めました。区は、広報していると言いますが、意見を聞く姿勢が欠けているのではないでしょうか。最悪なのは自治体のトップダウンです。 不燃ごみのゆくえはサーマルリサイクル 城南地区の不燃ごみは、不燃ごみ処理センターで資源物を取り除き、その後、焼却可能なプラスチックをサーマルリサイクルとして大田第2工場で燃やしているとの答弁です。「不燃として分けて出してるのに燃やされていると聞きショック」関心のある人からの声です。この点からしても、ごみ処理、リサイクルの全容についての区民の理解は不十分です。 サーマルリサイクルとは、ごみを焼却して熱量として活用することを言いますが、ダイオキシンを発生させる塩ビ製品の表示がない日本で塩ビを混ぜたままプラスチックごみを焼却することは、ダイオキシン対策として危険です。(高温処理をすればダイオキシンは発生しないと、企業も行政も説明しますが、日本の基準は甘いです)
台風23号被害状況 日本列島各地に大きな被害をもたらし、死者67名と大惨事となりました。心よりお悔やみを申し上げます。品川区内においても、下記の被害が発生しました。お見舞い申し上げます。 被害状況・・床上浸水40件 平成16年度8020達成者表彰 「80才になっても20本以上の健康な自分の歯を保ちましょう」と国が提唱している事業です。今年第9回目の顕彰式です。80才から95歳まで132人、表彰を受けた方々のアンケートでは、「食事について」ほとんどの人が何でも食べられ、「睡眠」も69%の人が良く眠れる「歯磨き」2回以上が83%未処置歯も少なく、歯が健康を支えている実感しました。 |