品川区調査もせずに次世代育成推進行動計画策定
子と親と地域の意見を聞いて!決算委員会総括質問

 少子化克服のため、国も自治体も企業もみんなで子育てを応援しようと、次世代育成支援法ができました。ニーズ調査をし行動計画を立てるよう自治体に義務付けられました。「調査の必要なし」と計画策定を進めている区に対し、いいぬまは区民意見を聞く姿勢求めました。

子育て世代の家賃助成制度を!
保育料値上げ中止を!

 国の1.29ショック(女性が生涯産む子どもの数)どころではありません。品川は0.84、更に深刻な状況です。にもかかわらず、区は、「すでに区民のニーズはつかんでいる」と計画策定の基本である区民の要求をつかむ調査なし、実態の報告もなし。私は公聴会、懇談会、説明会開催を求めましたが、決定後の報告しか考えない区民に失礼な態度です。

親の願い1番は経済的支援

 全国の20〜39才の男女対象アンケートによると、子どもを持ちたいと思えるための施策@経済的負担の軽減A仕事と子育て両立のための雇用環境の整備です。

  区は、親の願いに逆行し、今年10月から23区トップで保育料値上げを実施。私は、○保育料3年間27%の値上げ中止○子育て世代への家賃助成制度の創設○父も母も育児休暇とれる企業への啓発を求めました。

睡眠不足が成長を遅らせる・・実態調査と対策を

 区は、延長夜間保育、休日保育、病児保育、一時保育など多様な要求に答え特別保育を実施し、先進区と宣伝をしています。しかし子どもの立場にたった検証をしていません。特に、長時間保育の子ども達が疲れていると言われています。区内3歳児検診の子どもの調査では、23時以降に寝る子が20%もいる。寝不足は身体にも脳の発達にも障害となると報告がありました。保育園児等の実態をつかみ、十分な睡眠確保と落ち着いて生活できる環境等質の向上を求めましたが、部長答弁に問題意識はありません。声を広げていきます。