ねたきり高齢者・身体障害者への紙おむつ
現金支給なしは3区のみ
入院時の現金支給を求める

 私の母は、要介護4、狛江市に住んでいます。姉が介護をしていますが、先日紙おむつのことが話題になりました。領収書を添え4ヶ月まとめて申請すると上限33,000円、現金支給でたいへん助かっているとの事。品川区も良くしていきたいので状況を伝えます。

本事業は、ほとんどの区が、区事業として行っていますが、品川区は社会福祉協議会(社協)が区の補助金を受け行っています。7種類の紙おむつから選択し申請すると月一回配達されます。15年度は、13,891人支給額40,436,382円(月一人当たり2,910円)23区の紙おむつ支給状況について調査し驚きました。紙おむつの支給枚数は最低レベル、現金支給していないのは品川、渋谷、杉並の3区のみでした。この問題は鈴木区議が決算特別委員会で取り上げました。

「入院するとほとんどの病院で指定おむつとなり区支給のおむつは使えません。最近では病院も紙おむつが大量の産業廃棄物となるため布おむつ使用のところが増えた。1ヶ月の入院費が20万円以上が当たり前。おむつ代が5〜6万円かかる。入院時は現金支給にしてほしい」。この声を受け、入院時の現金支給と枚数増を求めて質問しました。区内で要介護認定を受けているのは約8800人、その内病院に入院中の方は780人、約9%です。

早津高齢福祉課長は「現段階で区の考え方はこのままでいきたい」と冷たい答弁。改善させていましょう。

23区紙おむつ代現金支給状況一覧表
23区紙おむつ代現金支給状況一覧表

「12月8日太平洋戦争開戦の日」  あなたは知っていますか?

  • 1941年、日本がハワイの真珠湾攻撃と同時に、東南アジアに侵略。アジアの犠牲者が2千万人にも達したこと。
  • アジア太平洋戦争の4年前から中国への全面侵略戦争を開始し、南京大虐殺はじめ中国は、1千万から2千万人もの犠牲者が出たこと。
  • 朝鮮半島では、植民地支配が進み、日本語教育、日本姓を強制させれたこと。「就職斡旋」などとだまされ「慰安婦」として戦地に送られた朝鮮人女性の数は7万から10万人いることを。
  • 占領下のベトナムで、日本軍が食料の買占め、備蓄をしたため、200万人もの餓死者が出たこと。
  • 1927年日本共産党は、中国への侵略戦争に反対。政府による大規模弾圧のなか、日本共産党が反戦平和を訴え続けてきたことを。

日本軍が「大東亜共栄圏」の設立と称してアジアと太平洋で行った15年にわたる戦争は、残虐な侵略と過酷な植民地支配の何ものでもありませんでした。この反省の下生まれた平和の憲法を守りましょう。



 12・5バザーにご協力まことにありがとうございました。

 おかげさまで大成功でした。品物をご寄付いただきました皆さん、当日買い物に来てくださったみなさん、お手伝いしてくださったみなさんに心より感謝いたします。地域に役立つ事務所として努力してまいります。