共産党区議団が高橋区長に対し
耐震偽造問題で緊急要望

姉歯建築設計事務所が起こした耐震偽造が明らかになるにつれ被害が広がっています。被害者の御心中は察するに余りあります。区議団は12月5日区に緊急要望を行いました。

区民相談窓口の設置など5項目

要望内容
(1)相談窓口の設置
(2)民間検査機関による建築確認チェック体制の整備
(3)建築物周知の標識に建築確認期間を明記
(4)偽造事件に関連した各事業主、施行業者、民間確 認検査機関等が携わった 区内建築物については耐 震等の品質調査を行う
(5)行政の責任で建築確認が行われるよう法改正を国 に求める以上。

品川区は、年間1200件の確認申請の内7割は、民間検査機関であり、姉歯関係が3棟(写真は営業停止)、ヒューザー建築マンションは7〜8棟と報告。対応した濱野助役は、検討したいと答えました。相談窓口は、早速、まちづくり事業部建築課に開設されました。

耐震偽造招いた建築基準法改悪


京王プレッソイン西五反田

14日の証人喚問では、「イーホームズが見逃した」「木村建設から鉄筋を減らせと圧力」と淡々と他人事のように証言する元建築士。チェック機能を果たさない民間確認機関、「コストダウン」を要求しながら関与を否定する建築主、徹底したコストダウン・早い安いを指導する経営コンサルタント。どこに責任があるのでしょうか。

建築確認は地方自治体が行っていましたが、98年建築基準法が改悪されました。日本共産党は国会で「民間に確認を任せれば、競争が激化し、安かろう、悪かろうになりかねない」と反対。

自民、民主、公明、社民各党は、賛成。「官から民へ」と規制緩和、競争第一を進め、国民の生命を脅かす「小泉構造改革」政治の責任は重大です。

バザーの御礼

12月11日のバザーにご協力をいただきましてありがとうございました。ポスターを張り出し、お知らせビラを配ったり、1ヶ月前から準備をすすめてきましたが、100軒を超える地域のみなさまから様々な品物をご寄付いただきました。おかげさまで恒例のバザーを成功させる事ができました。心から感謝いたします。

当日は、大変寒い一日となりましたが、開店11時前からたくさんのお客さんにおこしいただき、楽しんでいただきました。収益は、無料法律相談などに活用させていただきます。これからも地域に根ざした事務所をめざしてまいります。至らない所が多々あったかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

2005年12月日本共産党いいぬま雅子事務所バザー実行委員会
実行委員長原田佑三郎
区議会議員 いいぬま雅子