東京地裁 住民勝利判決 自民党品川区議団が政務調査費から多額の飲食費や遊興費を支出していた問題で、4月14日、東京地裁は「目的外支出」と認定し総額769万円の返還を命じる判決を下しました。 「昔からの悪い習慣。今後は絶対にやめさせるべき」
住民勝訴判決が出された翌日の新聞、テレビで大きく取り上げられ反響が広がっています。住民の方からも批判と改善を求める声が多数届いています。 今回の裁判は品川区民オンブズマンの会が起こしたものです。東京地裁は14日、自民党が01、02年度、政務調査費をバーやレストランなど食料費に当てた351件800万円余を不当支出とし品川区議会事務局長に対し、自民党に返還を求めるよう命じたものです。(キャバレーなどの遊興費36万円はすでに返還済み) 続いて、バー、クラブ、居酒屋、懐石料理、高級ホテルのレストラン、ファミリーレストラン利用など、調査研究に不適切であると断罪しました。
政務調査費の使途基準の見直しを求めます 政務調査費は、議員が行政施策を調査研究のために、一議員あたり19万円を乗じて各会派に支出されています。自民党は反省していのでしょうか。今回の判決と区民の声を聞き、直ちに返還すべきです。 品川区議会は政調費の使途を領収書つきで全面公開している数少ない自治体ですが、今回の判決を受け、区議会として不正支出をなくすため使途基準を早急に見直さなければなりません。日本共産党は01年度までは、調査に出かけた際の昼食代や区政報告会・懇談会の茶代として政調費を使っていました。01年度は食料費39万8311円。02年度からは飲食費ゼロと見直しました。 |