2007年度予算要望書提出
くらしを守る要望105項目

来年度予算編成にあたって日本共産党区議団は「区民の命とくらしを守る自治体」としての役割を発揮するよう求めた要望書を濱野区長に提出しました。

「区長には、悪政から区民を守る防波堤になってほしい」しかし

「ありのままの区民の声を来年度予算に反映させよう」と党区議団は懇談を重ね、大きな柱として以下6点まとめました。

(1)医療・福祉・税制などの住民負担増から区民生活を守るための救済策。
(2)子育て支援策の充実。
(3)区職員の不安定雇用への置き換えをやめ、非常勤、アルバイト、委託先労働者の労働条件改善。
(4)巨大ビルの大型開発や高速道路優先をあらため区営住宅、特養ホーム建設、地震に強いまちづくりに。
(5)学校選択制など学校間に競争を持ち込む競争主義教育の見直し、少人数学びあい教育の実現。
(6)区民の意見をよく聞き、情報公開と区民参加の徹底。

自治体本来の姿を取り戻そう!

懇談の中で濱野区長は「区がおこなう救済策は国の方針の補完ではない」との考えを示しました。

国は医療・年金・介護・雇用保険など社会保障の改悪、わずかな年金に課税をする等、国民に負担増と給付削減を押しつけ、税金と社会保障を合わせて7兆円もの負担増となります。そのうえ、財界からは消費税の税率を16%にまで引き上げる途方もない計画が持ち出されています。

大変な時だからこそ、区政には区民を守る防波堤の役割が求められます。「国の動向を見る」と繰り返す区長と、区長提案すべてに賛成をする「オール与党」の中で、共産党の役割は益々重大になってきたと感じています。応援よろしくお願いいたします。