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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2000年12月24日発行
第82号

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2000年 日本平和大会 in 沖縄 パート(2)
ワジワジした『米軍基地』

 12月1日〜3日沖縄で行われた平和大会。パート@の戦跡巡りでは戦争を許さぬ人々を伝えました。パートAは基地巡りです。沖縄の人は本当に自分が怒らなければならない時に「ワジワジした」と言います。

基地の中にまちが

 那覇から名護までの道路の右も左も米軍基地の金網が続いています。まさに基地の中に沖縄があります。普天間飛行場、嘉手納飛行場、キャンプハンセン(実弾射撃訓練場)ホワイトビーチ(原子力潜水艦寄港地)ジュゴンが生息する、エメラルドグリーンの辺野古の海には、新基地建設の計画が立っています。「平和で豊かな海を21世紀の子どもたちに残そう」と反対運動が広がっています。
 日本全土の米軍基地の75%が沖縄に存在、面積で11%を占めています。38施設。軍人家族4万9千余人が生活しています。

「思いやり予算」とは

 米国の財政難を理由に、基地で働く日本人従業員の福利厚生費の一部負担62億円が現在では2千7百億円までに増額されています。日本人従業員の給料全額、米軍家族住宅、プール、教会、診療所など各種施設の建設費から光熱費、整備費まで負担しています。米軍基地のために国民の血税を、思いやり予算として使っている国が世界にあるでしょうか。

NO!基地被害

 地上すれすれの低空飛行訓練・夜間離発着訓練の爆音被害。軍用ヘリの発する低周波によるイライラ、不眠。パラシュート降下訓練では軍用車両が落下、少女が下敷きになり死亡。婦女暴行等犯罪も続き、実弾演習による火災では自然が破壊されています。基地被害は、全国の参加者からも報告されましたが、基地被害の一掃、基地縮小整理の運動が自治体も含め広がっている事は、参加者の確信になりました。私も「米軍基地はいらない」の声を大きくし、武力ではなく、話し合いで平和を求める世論を広げます。

 より大きな図は、ここをクリック。