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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2001年3月11日発行
第91号

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職員削減でサービス向上?
図書館は、文化のひろば
専門職の配置で資料・設備の充実を

 3月5日の文教委員会で、 「図書館運営の見直しについて報告がありました。開館日増や開館時間の延長など利用しやすくなりましたが、一方各館3名の職員削減がおこなわれます。区は「事務事業見直しでサービスは向上する」と強調しましたが、質の低下が心配されます。

事務事業見直し

開館日増年間50日
開館時間延長年間100〜150時間
職員は、27名削減

○月曜日も開館します
 荏原、南大井、ゆたか、五反田、八潮と、品川、二葉、源氏前、大井、大崎の10館を2グループに地区わけし、毎週交互開館します。
 日・月の開館時間は9時〜5時です。

○火曜日〜土曜日は、9時〜夜7時まで開館。品川、荏原は、夜8時まで開館。

○その他の見直し
 障害者や子どもへの支援を行うボランテイァ確保のため養成講座を創設する。

○職員配置
 10館の正規職員を27名削減。非常勤職員48名配置(月13日勤務)

土・日・月・火・祝は、半数北員体制

 私がよく利用する荏原図書館の、土・日・祝のカウンターは、貸し出しの行列ができます。2名の職員で対応していますが、電話での問い合わせや、本を探している人の要求には応えられていません。

障害者向げ宅配・子ども向げおはなし会、喜ばれています

 図書館では、病院・保育園・学校などへの貸し出し、レファレンス(図書の案内)、予約・リクエスト、児童が読書に興味を持つ様々な児童サービスを行い、事業実績を伸ばしています。

ベテラン臓員を配置・司書を増やして

 図書館はあらゆる資料や情報を自由に入手できる権利(知る権利)を保障する場でもあります。誰もが、利用できるように、選定、整理には、専門性が求められます。共産党は、図書館が地域の要求にこたえる文化のひろばになるように、利用者との懇談会や、図書館協議会の設置を求めています。