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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2001年4月1日発行
第93号

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予算シリーズ No.1

2001年予算決定
区がなぜ?「保育園PTA」支援
なぜ排除?「保育園父母の会」

 3月29日第1回定例会が閉会、2001年予算が決定。日本共産党は、区民生活を守る立場で,予算に反対しました。予算審議の内容をシリーズでお知らせします。

PTAは許可
保育園園舎使用
父母の会は禁止

 「区民参加、参画が強調され、区政と区民はパートナーであると,第三次長期基本計画で述べながら、保育園行政は,非民主的な運営が行われています。

「共育て保育」「保護者と職員の手つなぎ保育」を否定

 保護者と、保育園職員が協力してこそ、子どもたちは健全に育ちます。保育園父母の会と職員は、毎年区民の皆さんに署名をお願いしています。内容は「保育園の増設」「学童保育の充実」「乳幼児医療費助成の拡充」など子育て環境の改善を求めるものです。ところが区は、この区民の請願行動を、父母の会の活動から逸脱していると決め付け、保育園から排除を続けてきました。園舎使用禁止・電話連絡網の廃止を始め、運動会・親子遠足・夏祭りなど、父母と職員が、子どもたちのために行ってきた行事も廃止しました。

「PTAは、要求や運動はしない」だから「保育園PTA」を作り、区は支援!

 「保育園PTA」を、あくまでも自主的任意団体としながらも「本来の幼稚園PTA的な運営を考えている」と述べ活動を支援する予算をつけました。自民・公明・民主は歓迎し賛成しました。
 利用者を始め、多くの区民の意見が取り入れられてこそ、よい保育園になります。
 共産党は、父母の会排除の施策の撤回を求めました。