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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2001年7月8日発行
第103号

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学童保育クラブの増設・障害児保育の改善を
猛暑を前にクーラー設置を求める
学童保育クラブ調査

 6月28日から第2回定例会が始まりました。学童保育クラブで定員を大幅に超える保育が行われている。特に障害児の保育が不十分との訴えが届き調査しました。改善を求めるため、一般質問で取り上げました。

23学童保育クラブが定員超過
北品川学童クラブは定員の156%

  今年4月、39学童のうち23学童が定員を超えています。特に北品川、宮前は、すしづめ状況です。西中延では、14畳に51人がひしめき合っておやつを食べていました。もうすぐ夏休みが来るのに、クーラーもない部屋で、どのように勉強、食事をするのでしょうか。横になるスペースもなく、健康が心配です。
 定員超過の背景には、不況の影響から、パートに出る母親が増えるなど需要が年々高まっている中、東中延の休止、東海の廃止が、地域全体に影響しています。
 鈴木ひろ子区議(共)は「必要な場所に、学童の増設と、緊急にクーラーの設置を求める」と質問。
 小沼福祉部長は「上回った施設において、施設改善、入会調節を行っているので、増設は考えていない」「クーラーを設置していない18学童は、図書室などに設置され活用されているので、画一的設置は考えていない」「おやつを食べたら、他の部屋に流れる(だから必要ない?)」子どもたちの生活の場である学童育成室の重要性を理解しようとしない冷たい答弁でした。

障害児に常勤指導員の配置を・非常勤職員に研修の保障を

 この間、児童センター・学童共に利用が増えているのに職員が削減され、障害児は置き去り状態にあります。障害を理解し、家族を含め丁寧な援助があってこそ、成長の手助けが出来るのに、職員配置がはずされた。1館に4〜5人受け入れているのに、非常勤職員の配置のみの現状。担当者は「見ているだけで精一杯」と訴えています。常勤指導員の配置と、非常勤職員の待遇改善を求めましたが、部長は「効率を考え対応」と又又冷たい答弁でした。