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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2001年9月2日発行
第106号

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子どもたちの未来に
かけがえのない地球に
核兵器も基地もいらない

 原水爆禁止世界大会・長崎の2日目、佐世保基地めぐりに参加しました。なぜ米軍基地が日本に居座っているのか。なぜ日本の税金を使い基地強化が進むのか。私の怒りを伝えます。

ガイドラインの出撃拠点
佐世保基地調査行動
着々とすすむ戦争への道

遊覧船から見た光景は、とても21世紀の日本とは思えない。灰色の戦艦こんごう等多数が、日章旗を掲げ並び、さながら戦争映画のTシーンです。海から見て平坦で利用価値の高い所は、ことごとく米海軍、海上自衛隊、陸上自衛隊の施設で占められています。
 海岸線は、弾薬庫・貯油所等「油と弾薬」の最も危険な貯蔵施設で覆われています。民家がすぐ近くにあると聞いて、ぞっとしました。
 長崎港の10倍もの広広とした湾内の83%が、米海軍に提供され、米原潜は通告もなく通過をしている。信じられない事実です。

許せない「思いやり予算」

 佐世保は、世界中に侵略と干渉の矛先を向ける強襲揚陸艦部隊が配備され、米国の出撃基地として強化されています。又補給や後方支援のための施設整備、一戸あたり40坪5000万円の家族住宅建設、住宅の光熱水費など米軍への「思いやり予算」は、日本の中小企業予算をはるかに上回り負担増になっています。このままでは米国の起こす戦争に日本が巻き込まれる危険がいっぱいです。「米軍基地も核兵器もいらない」の運動を広げましょう。

 「基地をなくし米軍を追い出したい。見ないと解からない。見た人が自覚して反対を広げよう」 (調査に参加した高校生の感想)