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いいぬま雅子 笑顔あふれるまちづくり。いいぬま雅子ニュース 2001年9月9日発行
第107号

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日本共産党区議団・・神戸市視察
阪神淡路大震災後の街づくり

 8月23日、党区議団は、震災後6年7ヶ月経た神戸を視察しました。住宅密集地域の多い品川でも、災害に強いまちづくりは切実な願いです。今後に生かしていきます。

住民参加の復興計画は
まちづくり協議会から

 神戸市役所のある三宮駅周辺はすっかり復興し、震災の傷跡を探すのは困難です。しかし当時テレビで映し出された、長田地区などは空き地も多く復興半ばです。震災被害の大きさを実感しました。
 神戸市当局から「区画整理事業」の進んでいる鷹取地区の説明を受け、現地調査をしました。
 復興で大きな力を発揮したのが「まちづくり協議会」です。居住者、土地・建物の所有者が構成員になり、話し合いを積み重ね、住民の意見が反映された「まちづくり提案」をまとめています。又、まちづくり専門家の派遣、現地相談所が各地区にあり、住民と行政をつなぐ重要な役割を果たしていました。

公園・耐火建物が延焼を止めた

 地域の「大黒公園」で見た木々の樹皮は、片面焼け焦げていました。木と公園の空地が延焼をくい止めたのです。この地域は、全・半壊、焼失など被災率は91%ですが、空き地の重要性を公園は示していました。大きな公園づくり、6mの市道拡幅、「当時水がほしかった」の願いから、せせらぎ道路建設など、震災の教訓を生かしたまちづくりが進められています。建物移転、共同建替住宅建設など、住民合意が得られて進みます。 品川のまちづくりも、住民参加が決め手です。みなさんのご意見を聞かせてください。