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2000年11月26日発行 第98号 | ||
第4回定例会が始まりました
日本共産党品川区議団は、二十二日から始まった品川区議会第四回定例議会に、低所得者のとって重い負担となっている介護サ−ビス料の負担軽減を求める「品川区居宅介護サ−ビス利用料の助成に関する条例」を提案しました。 低いサービス利用率 介護保険制度が始まって八カ月が経過しました。あまりの負担の重さに、予算に対する介護給付は七十%〜八十%と低い給付にとどまっています。 全国で助成制度 このまま推移すれば百二十二億円の総事業費のうち、三十億円から四十億円の予算が執行されずに余ってしまう事になります。 提案の内容は ★対象は保険料一・二段階の方 平成十一年度の一般会計予算は、十九億円の黒字。十年度も六億。財源は十分に確保することが出来ます。議会に先立ち条例提案の主旨説明のため九日、高橋区長と懇談し理解を求めました。区長は「国が始めた施策であり、地方自治体が一般財源から助成金を出す事は保険制度の趣旨に反する」としてこれを拒否。厳しい生活を営む区民の事など考えない態度に終始しています。東京二十三区では、千代田区、江戸川区などが保険料の引き下げ、利用料を三%に軽減する措置を検討中とのことですから全区的に広がることが予想されています。この条例案を可決し、負担の軽減をはかりサ−ビスが受けられるように力を合わせましょう。 ◆健保法の改悪案 ◆連立与党ドタバタ劇 ◆品川区議会は二十四日から第四回定例議会。保険料や利用料が高くて払えないの声がうず巻く介護保険制度を、より良い方向に改善しようと利用料を3%にする条例提案。オ−ル与党がどんな態度で臨むか、区民生活を見ているかが明らかに。 |