平成16年度供用開始に向け急ピッチ
臨海部に公営斎場
城南5区(品川・大田・港・目黒・世田谷)で建設が計画されている、臨海部広域斎場の土地取得分担金も決まりました。
長年の住民要求が実る
建設イメージ図
9月25日、区民委員会に臨海部広域斎場建設地取得の区民生活事業部所管分について補正予算報告がありました。
都有地のため城南5区と東京都が減額率に関する協議をおこなってきましたが、6月7日、東京都から減額率(50%)の回答があり、8月24日の財産価格審議会で提示された用地単価(38万1千700円)を踏まえて品川区負担分が計上されました。
用地費の総額は約43億円で、品川区の自主財源から出る負担分は2億2千200万円となります。
建設される公営斎場は、品川の「生活と健康を守る会」や、西五反田の「桐ヶ谷環境を守る会」などが、それぞれの視点で建設を要求してきたもので、住民による要求運動が実ったものです。
場所は、東海1丁目、大井埠頭大田スタジアム隣接地。
面積は2万2千500平方メートル。
地上2階建て。
火葬炉8基。
式場は4会場となっています。
交通アクセスが悪いため、現在、民間バス会社と交通網の検討を進めているとしています。
各区負担割合 |
品川区 |
13.20% |
港 区 |
11.75% |
目黒区 |
7.65% |
大田区 |
46.85% |
世田谷区 |
16.55% |
お年寄りの負担これ以上無理…
負担軽減へ共産党区議団が意見書提出を提案
2002年度の医療制度改革に向け、財務省が独自にまとめた「改革の論点」の全容が明らかになりました。
医療費全体を抑えるために高齢者を中心に患者の自己負担を大幅に増やす内容です。老人医療費助成制度は現行70歳から75歳に引き上げ、75歳までは3割負担とするもの。特に高齢者にとっては10月から介護保険の保険料が満額負担(これまでの2倍)となることから」「これ以上負担できない」と悲鳴が上がっています。
日本共産党は9月19日の議会運営委員会で、高齢者の負担軽減のため区議会として「介護保険のすみやかな改善を求める意見書」を政府に提出することを提案しました。この決議案は、各党が検討することになっています。
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