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2001年10月28日発行 第138号 | ||
年金は目減りするのに介護保険料は 65歳以上のお年寄りの介護保険料が10月から全額徴収になり、これまでの2倍になりました。15日は公的年金の支払い日。老齢・退職年金が月1万5,000円以上の人はこれまでの倍の保険料が天引きされ、年金の受け取り額が大幅に減りました。 減免措置制度創設も・・・ 「介護保険料が倍。医療費も上げるっていうんでしょ。蓄えを下ろしながらあと10年は大丈夫と思ってたけど、このペースじゃ持たないよ」 東大井にお住まいの、Aさんから電話があり、うかがって話を聞くと、介護保険料が引かれた年金振込通知を取り出し、厳しい家計のやりくりを話してくれました。住民税非課税という、低額の年金では、どんなに切り詰めても生活を維持する事は不可能という実態が改めて浮かび上がります。 年金は2ヵ月分で24万円 年金からアパート代や食費、公共料金などを除くと、ほとんど残りません。わずかな蓄えを切り崩していますが、病気になったときの事が心配でたまらないといいます。アパート代が42,000円、食費をきりつめて20,000円、定期的に病院に通わなくてはならない持病があります。「私の収入や貯蓄でも減額が受けれると助かるのだが・・・」といいます。 1,200名対象の減免措置・・・受けられたのは121名 今年の3月定例会で全会派一致で可決された保険料減額の制度は、多くの区民から期待されていました。区の当初見込みの1,200名に対して適用者は121名という状況です。
“私が憲法だ”“9条は邪魔もの” 日本が戦後はじめて、現におこなわれている戦争に自衛隊を送り、参戦する報復戦争参加法案。小泉純一郎首相は、「日本は武力行使しない、戦闘参加しない。どこがいけないのか」と“じゅ文”のように繰り返し、法案は「憲法の範囲内」だと強弁し続けています。これほど憲法をないがしろにし、実態を偽った奇弁はありません。 |