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菊池貞二 菊地貞二ニュース 2002年5月5日発行
第161号

 

区民の税金を紙くずにするくらいなら・・
バリアフリーは私たちの願いです
 国会では、共産党の追及で税金のムダづかいや還流問題が明らかになり、新聞、テレビで報道されています。 今日のニュースでは「税金をくらしに役立つように使ってほしい」と怒りの声が高まる中で、日本共産党地域後援会が「税金はこんな使い方を」と会員さんの声を取り上げて進める運動の1つをお知らせします。

おかげでさまで車椅子でも通れるようになりました。


日本共産党南品川後援会が取り組みを進める「バリアフリーのまちづくり運動」が実を結びました。

役員会で町の問題を取り上げ調査運動・・

 後援会役員さんから「国道15号線に車椅子で横断したり通行が不可能な段差がある。なんとかならないだろうか」と訴えがあり、後援会では2月末に役員総出で車椅子を押しての調査をおこないました。
 訴えのあった南品川2丁目と4丁目を結ぶ「南品川歩道橋」の昇降場所は車道と歩道の間隔がほとんど無く、段差のひどいところは15センチもあり、低いところでも約5センチ。若い健常者でも、車椅子で車道側から歩道に移ることが困難でした。
 この調査をもとに後援会では私(菊地)を介して区と交渉をおこない、「国道のため都に改修を要請する」と返答があり、4月27日に工事がおこなわれました。
 調査では緊急に改修を必要とする場所は他にありませんでしたが後援会では小さな要求を大事に取り上げ、安心して外出できるまちをつくっていこうと運動を進めています。

党区議団も取り組みを進めています

 党区議団では、2001年第4回定例議会で飯沼雅子議員が傷害者やお年寄りが安心して外出できるようにバリアフリー化の促進、エレベーターの設置、障害者用トイレの増設などを求める一般質問をおこなっています。引き続き、障害者にやさしいまちづくりをめざしてまいります。

後援会長から一言

 私たちの住む町では高齢者が増加して日々の生活に必要な買い物に行くのも大変になっています。小さな段差で転倒し、骨折などの話を良く聞きますが、骨折が引き金になり寝たきりになってしまう方もいます。
 町のすみずみまで安心して散歩したり、買い物の出来るバリアフリー化が進むように運動を進めていきたいと思います。
 今回、品川区がすぐに対応してくれた事に感謝していますが、一方で区民の血税をマネーゲームに投じ、1億6千万円もの穴をあけたり、再開発では民間業者が儲けのために建設するマンションに1戸あたり1千万円近い補助金を出すなど税金の使い方がまちがっています。介護保険料や利用料を払いきれない人たちもたくさんいます。
 私たちは区民に目を向けた、区民のための行政施策という当たり前の区政を実現するためにがんばっていきます。

日本共産党南品川後援会
星 ちえ子