介護保険制度23区調査で判明
23区で一番低いサービス利用率
党区議団は制度の開始前から「品川の保険料は23区で1番高い。その原因はサービス利用の過大な見積りにある」と保険料の値下げと低所得者の負担軽減を求めてきました。
さらにひろげましょう!減額制度の適用範囲
品川区は党区議団の質問に対し、当初見積もりすぎを否定しましたが、2年目にはいる時、見積もりすぎを認めて計画を修正しました。
今回、制度の見直しにあたり2年間でため込んだ基金がなんと14億4千万円、高齢者一人あたり25132円にものぼり、23区でトップ。保険料の取りすぎが証明されました。
区は4月からの保険料の値上げをストップせざるを得なくなったのです。これは低所得者の保険料減額制度につぐ大きな成果です。
党区議団23区調査の結果
サービス利用率は最低
品川区の介護保険について厚生労働省は『全国のモデルだ』といってきました。厚生労働省のモデルというのは住民から保険料を高く取りサービスはできるだけ低く抑えるというものです。今回の調査で、品川区は23区で1番高い保険料、サービス利用率は一番低いというものになりました。
小池参議院議員は5日の新年旗びらきの席上、他の自治体がいっせいに値上げするという中で「厚生労働省がモデルといってきた品川区で値上げをストップさせたことは全国的な意義をもっている」と語りました。
23区調査より抜粋 |
品川区 |
中野区 |
北区 |
江東区 |
人口(人) |
319,032 |
294,941 |
317,127 |
375,389 |
高齢者人口(人) |
57,297 |
53,049 |
64,783 |
61,540 |
保険料基準額(円) |
3,300 |
3,030 |
2,908 |
2,900 |
見直し基準額(円) |
3,300 |
3,400 |
3,429 |
3,445 |
基金積立額(億円) |
14.4 |
9.97 |
5.75 |
9.05 |
高齢者1人あたりの基金積立額(円) |
25,132 |
18,793 |
8,875 |
14,705 |
サービス利用率(%) |
43.0 |
46.0 |
N/A |
50.7 |
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