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2003年7月6日発行 第209号 | ||
東品川4丁目開発さらに拡大へ 区議会建設委員会に「東品川四丁目地区計画の変更について」の報告がおこなわれました。 JTを中心に10社の地権者によって進められている再開発は一期工事がほぼ完了し、住宅棟を含むB地区に工事の主体が移っていますが、更にD地区が今回の計画変更によって工事が本格化していくことになります。 中型オフイスは空室だらけ 再開発ビルでも・・・ 品川区では都市再生特別法をもとに、大崎駅を中心とした地域で再開発が進められ、膨大なオフイス供給が進められています。 大崎駅西口再開発地域の中地区では、オフイスと住宅建設で開発を進めるとしてきましたが、2003年問題(オフイスの供給過剰による空室増加や廃棄物増加)が深刻化する中で住宅を中心とした計画に変更を余儀なくされています。 将来的に空ビル群の可能性も 私の質問に運河沿いのD街区は「東京都景観条例の臨海景観基本軸の地域に該当し、建築物の形態または意匠の制限をおこなう」としていますが、実際には航空法制限の上限となる100M級ビル群が海岸通りを挟んで運河沿いに出現します。 現在事業中のA・B街区には、ゲートシティからソニーが移転してくるという話も聞きますが、事業中の再開発地さえ空オフィスが出る事になります。 巨額な税金を注ぎこみ、箱物を次々と立ち上げる行政のあり方が崩壊の兆しを見せているといえます。 青横駅前道路は拡張へ また、青物横丁駅の乗降客増加に伴う混雑緩和策として、補助28号線拡幅(歩道を中心とした)の事業を東京都に要請していくと答弁しています。 開発がもたらすデメリットをしっかりとつかむ必要があります。 参議院議員筆坂秀世の辞職問題について わが党の議員が、反社会的行為によって、皆さんからいただいた貴重な議席に汚点を残しました。心からお詫びを申し上げます。 私自身も日本共産党の一員として、また地方議員として送り出して頂いています。今回の問題を教訓として清潔な党として得た信頼を汚す事がない様、力を尽くしてまいります。 私は19歳で日本共産党員となりましたが、多くの仲間から学んだのは社会的責任を守り、信頼を得てこそ、国民を苦しめる政治を根本から切り替える力を得る事が出来るということでした。女性蔑視につながる今回の問題は、絶対にあってはならない基本問題での過ちであることは言うまでもありません。 皆さんと共に政治を変えようという訴えが、疑いの目で見られることのない様に教訓を引出し、信頼の回復に向けて運動してまいります。 日本共産党区議会議員 菊 地 貞 二 |