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菊池貞二 菊地貞二ニュース 2006年7月9日発行
第314号

 

80名が参加し高速道路建設に疑問の声
大気汚染は許さんパレード

東京都は、中央環状品川線の事業説明を実質たった一度で建設工事に着手しようとしています。

  説明会で噴出した環境アセスへの疑問や財源に税金を投入する問題など、住民の声には何一つとしてまともに答えてはいません。そのため、地域住民による怒りのパレードが開催されるなど運動がたかまっています。

扮装こらして…「環境破壊はゆるさないぞ」

7月1日、東品川・南品川・北品川の住民を中心に「大気汚染は許さんパレード」が開催されました。

  このパレードは「中央環状品川線問題を考える会」(秋田操代表世話人)が呼びかけたものです。参加された最高齢者は85歳。20代の青年も参加する多彩な取組みとなりました。

豊島区…新宿線反対運動に取り組んだ方から声援

この方は新宿線建設にあたって山手通りの拡幅にともない移転を余儀なくされたとの事です。


新宿線脱硝装置のパンフレット

  送ってくださった資料には新宿線で使用される「SPM除去装置」「低濃度脱硝装置」のパンフレットがありましたが、浮遊粒子状物質は80%以上除去、二酸化窒素は90%以上を除去できるとしています。発生量をはかる環境影響評価に疑問はあるものの、品川線で発生が予測される汚染物質を除去できる脱硝装置を新宿線に設置するが品川線には設置しないなどだれが納得するでしょうか。

  考える会世話人会にお聞きすると「環境アセスのやり直しや2千億の税金投入を凍結するなど当然の要求をつきつける運動を粘り強く進め、脱硝装置についても汚染物質の100%除去を要求します。」との事です。ともにがんばりましょう。