日本共産党品川区議団TOPへ 「みやざき克俊ニュース」目次へ |
2000年10月15日発行 第278号 |
||
なぜ? 高級マンションに補助金 五十五倍−これは前回の都営住宅(区内分)の競争率、今回の募集でも同じ傾向が予想され「宝くじより都営住宅に入るのが難しい」と言われています。しかし、都は荏原青果市場跡地以後の都営住宅建設はしない方針。区も家賃の高い区民住宅と民間の高級マンション建設への援助が中心…区民の願いとまったくかけ離れています。 品川区の住宅政策は、具体的には@区営住宅は自ら建てず都営住宅を区に移管してもらう、A比較的高い区民住宅整備、B大企業のマンション建設を応援する−を柱にしています。 大型開発 「住宅中心」で補助金増額 区営住宅つくらず『高級マンション』をつくる…品川区は、区民の定住化促進を名目にして大企業のすすめる再開発に莫大な税金を補助してきました。しかし、建設されるマンションは庶民に手が届く金額ではありません。 東五反田二丁目第一地区は目黒川と通称『ソニー通り』にはさまれた地域およそ一・九ヘクタールです。かつては中小企業が軒を連ねていましたが、潟tジタや且O井不動産が地権者として参入して大企業主導の再開発になりました。 高級マンション建設に一戸あたり七五〇万円も補助金投入 都心に優良住宅を供給することを目的にし、住宅一戸あたり七五〇万円もの莫大な税金を投入した再開発ですが、先日発売された三井不動産のマンションは最高一億四千万円、最多価格帯七〇〇〇万円台というもの。なぜ、こんな高級マンション建設に税金が使われなけれぱならないのでしょうか。 |