日本共産党は｢小泉改革｣を正面から批判
空前の小泉旋風　自民党が過半数
共産党5議席に後退

　「小泉旋風」と呼ばれる空前の規模の政治的突風のなかたたかわれた参院選は、自民が改選議席を上回る過半数を獲得し圧勝。一方、「小泉改革」と対決した共産党は力及ばず5議席にとどまりました。品川区での得票は前々回との比較で選挙区は得票数と率で、比例も得票数を伸ばしましたが、前回比較では選挙区、比例とも後退しました（表参照）。

共産党提案こそ日本の将来に責任持つもの―公約実現へ頑張ります

　空前の規模の「小泉旋風」のなか、日本共産党は「小泉改革」と正面から戦いましたが、力及ばず、8議席から5議席に後退しました。比例での433万票は6年前の387万票は上回りましたが、3年前の参院選、昨年の総選挙を下回る結果となりました。
　今回の選挙で日本共産党は、「構造改革」の大合唱のなか「小泉改革」が国民に耐えがたい痛みを押し付け、日本経済を破局に追いやるものであることを正面から批判、経済、外交などあらゆる分野で「日本改革の提案」を対置し、行き詰まった自民党政治からの真の改革の道を示してきました。
　小泉自民党の勝利直後、東京株式市場の平均株価はバブル後の最安値を記録。小泉政治の破たんは明らかになりつつあります。日本共産党の提案こそ国民の利益と日本の将来に責任を負った道理あるものであり、今後、重要な意味を持ってくると確信しています。日本共産党は選挙中かかげた公約実現のために、新しい国会でも全国各地でも全力で頑張ります。