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2001年10月28日発行 第323号 |
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一刻も早く「親亡き後」施設をーの願い切実 品川区では、西大井6丁目都営住宅の区移管・建て替えにあわせ、知的障害者の入所施設および一時保護(ショートスティ)、小規模デイサービスセンターの機能を有する施設も整備することになりました。平成16年度完成の予定です。
区内の知的障害者「親亡き後の施設」設置は関係者から待ち望まれています。現在、区民の知的障害者230名の方が施設に入所していますが、区内の施設にはわずか30名、200名は関東から東北、北海道など全国の施設に入所。さらに、現在も100名が入所待ちといわれています。施設としてはまだまだ不足ですが、今回の計画は知的障害者とその家族にとって朗報です。 この施設は、知的障害者にとっての「生活の場」であり、作業の場です。知的障害者が安心して利用できるよう地域の方々のご理解・ご協力は欠かせません。 なお、現在この都営住宅に入居されている方は、西五反田都営に一時移転することになります。 シルバーパスは提示するだけで乗車できます シルバーパスでバスに乗車する際、パスを「カードリーダー」に挿入することにお年寄りから不満が続出、「これまでどおりパスを見せるだけでいいようにして」―との声が寄せられました。この問題を日本共産党が都議会で取り上げ、都は見せるだけでも乗れるよう徹底すると答弁しました。 シルバーパスを利用するお年寄りにとってパスカードをカードケースから抜いてカードリーダーに挿入こと自体が大変な負担です。お年寄りからは「パスを機会に通すのは大変手間がかかる、後から乗る人が気になる」「これまでどおり、パスを見せるだけでも乗れるようにしてほしい」という声が寄せられていました。 こうした声を受けて、11日の都議会公営企業委員会で日本共産党松村都議会議員が東京都に改善を求めて質問しました。 都(自動車部長)は「バス協会から、パスをカードリーダーに通すか通さないかは所持者本人の意志に任せるとの通知があった。乗務員等に周知するよう指示した」旨答弁、パスをカードリーダーに挿入しなくても乗車できると説明しました。 |