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2001年11月18日発行 第326号 |
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低所得者の住宅確保は自治体の仕事 11月6日の区議会厚生委員会で、来年度の高齢者住宅入居登録者募集について報告(ウラ面に募集案内を掲載)があり、新たに高齢者住宅が1棟建設されることが明らかになりました。私(みやざき)はくり返し高齢者住宅建設を求めてきましたが、実現することになりました。 新たに建設予定が明らかになった高齢者住宅は、南品川6丁目の「(仮称)宮川ハウス」。3階建で単身者用7戸と世帯用1戸で来年度オープンの予定です。これにより区立高齢者住宅は建設型が3棟と借上げ型8棟の計11棟となり、単身者用225戸、世帯用3戸となります。 所得が少なくても入れる高齢者住宅は特にお年寄りからの要望が高く、今回の増設は「区内に住み続けたい」と願うお年寄りに朗報です。 区の計画を変えさせた−区民要望の前進 品川区は、高齢者住宅はこれまで220戸つくってきたからと、新たな建設計画を持とうとしません。今年度策定した今後10年間(平成13年度〜22年度)の区の住宅計画である「品川区住宅マスタープラン」でも高齢者住宅と区営住宅の増設は盛り込みませんでした。 こうしたなかで私はお年寄りの要望を取り上げ、たびたび議会で区営住宅とともに高齢者住宅の増設を求めてきました。今回の(仮称)宮川ハウスの建設は「高齢者住宅は新たにつくらない」区の住宅政策のなかでの増設であり、区民要望の前進として評価できるものです。 高齢者住宅の計画的建設はお年寄りの願い 区の高齢事業課長は、私の問い合わせに対して(仮称)宮川ハウスの建設は、住宅マスタープランには記述していない計画であることを説明。今後の計画も「マスタープランを基本にしていく」としながらも、高齢者住宅の建設は「状況が変化すれば…」と否定しませんでした。住宅マスタープランでも低家賃の公共住宅が区民の要望だと記述しています。区民要望に応え、高齢者住宅を計画的に増設すべきです。 高級マンションでなく低所得者の住宅こそ 東五反田2丁目オーバルコートには1戸あたり770万円も補助金を出すなど、品川区は大型開発に多額の税金を投入して、民間の高級マンション建設を推進。一方、今年度策定した住宅マスタープランは「中堅所得者」向けの区民住宅や有料老人ホームの増設計画はありますが、低所得者向けの高齢者住宅と区営住宅の計画は1戸もありません。行政は所得の少ない方の住宅確保こそすべきです。 共産党は飯沼雅子、桜井恵子両議員が一般質問 飯沼雅子議員の一般質問は11月21日、 桜井恵子議員は22日、 |