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2001年12月16日発行 第330号 |
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予・決算特別委総括質問
CATV(ケーブルテレビ)放映へ 品川区議会議会運営委員会では、現在、本会議のケーブルテレビ(CATV)放映に続いて、予算・決算特別委員会総括質疑のCATV放映、本会議録と委員会記録のインターネットへの搭載を検討しています。区民のみなさんにより身近な区議会となることが期待されます。
区議会議会運営委員会で検討している内容は、@予算・決算特別委員会における総括質疑のCATV放映、A本会議録・委員会記録検索システムのインターネット搭載―の2点です。 予算・決算特別委員会のCATV放映は、本会議での一般質問(および区側答弁)放映に続くもので、来年3月の予算特別委員会からの実施を予定しています。特に、予算・決算特別委員会は、これまで委員会室が狭いため、区民の傍聴は別室での音声のみの放送を聞くことに限られていました。実現すれば質疑のやり取りを自宅でみれるようになります。 本会議録と委員会記録検索システムのインターネット搭載は、来年4月実施で、本会議または委員会終了後、概ね2ヵ月後までに搭載を目標にしています。搭載期間は設定しない方向ですが、過去の記録をどこまで遡るかは今後の検討となります。 現在、本会議録は議会が積極的に区民に提供すべき文書として区役所の閲覧室で誰でも自由に閲覧できますが、委員会記録は、いちいち情報公開の手続きをしなければなりません。しかし、インターネットに搭載とあわせ、本会議録、委員会記録とも自宅で自由に見たり、ダウンロード可能となります。 議会改革の提案が大きく前進 日本共産党区議団は「開かれた区議会」めざして提案してきましたが、こうした取り組みが大きく前進しています。 この間もケーブルテレビでの議会放映や政務調査費の領収書付き全面公開などが実現してきました。さらに、CATV放映とインターネット搭載が実現すれば、情報提供は画期的にすすみ、いっそう「住民に開かれた議会」、「区民に身近な議会」となっていくことが期待されています。 委員会の公開、禁煙など議運の改善提案 12月2日付け当ニュースで報告したとおり、日本共産党区議団は先月、議会運営委員会の公開と禁煙、少数会派のオブザーバー参加を提案しましたが、12月6日の議運で与党から1名の賛成が得られたものの反対多数で否決されました。 区議会の公開がすすむ一方で、与党会派は議会運営委員会は別格にして、公開も禁煙も消極的です。 公開すると本音が出なくなる―とは!? 提案の審議で、議会運営委員会の公開について与党の反対意見は「公開すると本音が出なくなる恐れがある」というものです。 日本共産党は、「これまでの議運で秘密会にする必要があったものはない」と与党の反対論に反論、公開されても問題はないと指摘しました。一方、与党議員の中からは、「地方自治法が変わって議運も他の委員会と同じになっている。議運も公開すべきだ」との意見も出されました。 与党議員も「たばこの煙はつらかった」 また、少数会派を議運にオブザーバー参加を認める件については「少数会派の出番をつくるために必要」。議運での禁煙も「空気清浄機も効かず、つらい思いをした」などなど、与党議員のなかでも賛否両論出されました。 議会改善について、日本共産党は引き続き取り組んでいきたいと思います。 |