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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2001年12月23日発行
第331号


介護保険料減額・高齢者住宅増設・戦争美化教科書不採択・・・
住民と力あわせ大きな成果

 今回は当ニュースにみる今年の10大ニュース。倒産と失業は最悪。しかし「痛みを恐れず断行する」という小泉改革で区内にも深刻な事態が表れてきています。こうしたなか共産党と区民が力をあわせて奮闘。区民要望実現で大きな前進がありました。

(1)介護保険に低所得者の保険料
  減額制度が実現

   政府が景気回
  復せず福祉を切り縮
  めているなかで、区
  は私たちのことを考
     えてほしい。

(2)中小企業支援で前進
  共産党提案が反映

(3)高齢者住宅を増設させる
  区の「ゼロ」計画のなかで成果

(4)乳幼児医療費助成が就学前まで
  対象拡大

(5)精神障害者の「親なき後」施設
  建設へ

 力をあわせれ
 ば政治を変えられ
る…を実感した1
年でした。来年も
  頑張ります。

(6)侵略戦争賛美「新しい歴史教科 書」は不採択

(7)開かれた議会へ大きく前進
  区議会をCATVで放映開始

(8)政治変えたい―区政懇談会で熱
  気

(9)共産党が都議選・参院選で後退
  「大きな党づくり」を本格的に

(10)海外視察には行くが、区民要望   に立ちはだかる与党

1.介護保険に低所得者の保険料減額が実現

 低所得者の介護保険料減額は、144名の方が利用。共産党が「もっと利用しやすい制度」へ改善を求めたのに対して、区長は検討したいと述べました。 この制度は当初日本共産党だけが主張、高橋区長と与党は反対していました。ゆたか病院や三ツ木診療所、生活と健康を守る会などが署名運動を広げて実現させました。

2.中小企業支援で前進共産党提案が反映

 今年度、工業活性化支援事業の延長、品川ブランド技術のPRなど実施。予算も昨年度より1億5千万円増えました。そして「産業振興マスタープラン」が策定されました。

3.高齢者住宅を増設させる

 平成13年度から10年間の住宅政策では、区営住宅と高齢者住宅の建設計画がゼロ。私(みやざき)は低家賃の公営住宅建設を求め質問、新たに高齢者住宅が1棟建設されることになりました。

4.乳幼児医療費助成が就学前まで対象拡大

 新婦人が運動をひろげ、共産党が議会で要求してきた乳幼児医療費助成、ようやく就学前まで対象拡大となりました。

5.知的障害者の「親なき後」施設建設へ

 区に移管の西大井6丁目都営住宅立替に合わせ、知的障害者の入所・通所施設が建設されることに。平成16年竣工予定。

6.侵略戦争賛美の「新しい歴史教科書」不採択

 教育委員会に多数の要望書と傍聴希望の区民が殺到、住民運動が採択をストップさせました。しかし、都立養護学校など全国で2ヶ所で採択されました。

7.開かれた議会へ大きく前進

 品川区議会は本会議質問のケーブルテレビ放映を開始、政務調査費は領収書付きで公開しました。来年は予・決算総括質疑のケーブルテレビ放映と議事録のインターネット掲載も始める予定です。共産党は非公開の議運も公開するよう求めています。

8.政治変えたい―区政懇談会で熱気

 11月15日、革新品川をつくる区民の会と共産党の共催で区政懇談会を開催、百名が参加しました。高齢者や業者、精神障害者家族、保育関係者などからくらしの実態や区政の告発が相次ぎ、異常な区政運営を正そうとの熱気がみなぎりました。

9.共産党が都議選・参院選で後退

 秋田かくお都議6選、参院緒方靖夫再選―しかし、小泉旋風のなか共産党は後退。どんな嵐でも勝てるよう強大な党をつくることが最大の教訓です。

10.海外視察するが区民要望に反対する与党

 20区が取り止めてるのに品川区議会は今年も海外視察を実施。一方、乳幼児医療費助成の所得制限撤廃や介護保険料値下げ、保育の充実など区民からの請願、切実な要望に反対しました。