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2002年4月14日発行 第345号 |
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都議会が計画廃止を求めた請願を不採択 補助29号線道路計画は、地域住民から廃止を求める運動が広がり、区議会は過去2回、計画の廃止を求める請願を採択しています。ところが昨年11月、都議会が同趣旨の請願を不採択。都は新たな事業化着手の路線を15年度末までに決定するとしており、事態は緊迫してきました。
住宅地に基幹道路で住環境悪化の心配も 昭和21年に戦災復興都市計画街路として決定された都市計画道路。山の手通り(大崎警察脇)から大田区南馬込(池上通り)まで延長5,400mで幅員20m。全線未整備。 区議会は請願を採択 この請願は、大崎の住人4名が都議会に提出したもの(自民党佐藤都議が紹介議員)。昨年11月、都議会の委員会で審議されましたが、共産党だけ賛成、他がすべて反対し不採択になりました。都議会には同趣旨の請願がこれ以前に3回提出され、すべて「保留」となっていました。今回の請願不採択は、都議会として29号線事業化に反対しない態度を決めたもの、多くの住民、品川区議会の意思に背くものといわざるを得ません。 29号線事業化で500棟が立ち退きに 29号線は、国道1号線とほぼ平行に、商店街や住宅地の真ん中を突き進む道路計画です。住宅街に車を引き込み環境悪化と交通の危険性が増す心配が指摘されており、事業化されると品川区内およそ500棟、大田区を含めると700〜800棟もの住民に立ち退きが迫られることになります。 29号線計画廃止へ地域住民のみなさんと協力して奮闘します 品川区議会では、過去2回にわたって全会一致で「29号線計画の廃止を求める」請願を採択してきました。次の事業化路線にさせない住民と区議会の新たな取り組みが求められています。日本共産党は住民のみなさんや区議会各会派と協力して、29号線計画の廃止に向けてがんばります。 |