ア債問題など 共産党議員を中傷して高橋区長擁護
「理事者に確認しただけ・・・」 鶴議員は回答不能
公明党の鶴尚(つる・ひさし)議員は、先の予算議会でアルゼンチン債問題の真相解明を求めた共産党沢田議員を 「不穏当な発言や確証のない発言」などと中傷しました。共産党が 「公開質問」 で根拠を問うと鶴議員の「回答」は質問には答えず逃げに終始。事実上「回答不能」です。
沢田質問が事
実か否か理事者に
確認しただけ‥・
−鶴議員の回答− |
鶴議員への公開質問 ○アルゼンチン債問題で「区はウソをついてない」
「違法性、犯罪性はない」という理由
○沢田発言を「不適切」「不穏当」という理由
○高橋区長は「穴埋め」を拒否しているがどう考えるか
○生活保護の開運で部長の答弁を正しいとする根拠
…など6碩目
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鶴議員は、事実
上の回答不能。
議員なら発言に
責任もつべき ! |
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鶴議員の発言は、予算委員会最後の総括質問の場で相手が反論不能のもとで行われました。
CATV(区民チャンネル)放映され、共産党・沢田議員のイメージダウンを狙ったものです。これを放置すれば共産党と沢田議員の名誉を傷つけるだけでなく区民に誤解を与えます。わが党は公開質問で鶴議員に事実関係と政治的立場を質しました。
−沢田質問と鶴発言−
◇アルゼンチン債問題…沢田議員は本会議で、@区長が区民に謝罪しない、A決算目録にアルゼンチン債を 「国債」と偽りの記載、B証券会社に提出した理事長名の「確認書」など問題を指摘、財団と高橋区長の対応を「理事会に本当のことを言わない。うそを言っている」「こんなやり方が今回の事態を招いた。
処務規定も、会社の定款にあたる問題でもデタラメばかり…」と述べ、予算委員会でアルゼンチン債の購入から監査まで、どこもチェックされなかった問題 を指摘し 「みんなフリーパス。全体が狂っている」 と厳しく追及しました。
ところが鶴議員は、アルゼンチン債問題で 「 (区が) ウソをついているようなことはない」「違法性、犯罪性は全くなかった」 と区長を擁覆、沢田議員に 対し 「言葉を極めた不適切な発言」 「不穏当な発言や確証のない発言」 と攻撃しました。
◇生活保護申請の問題…沢田議員は、Nさんから申請の際 「生活保護をかけてもらわなければホームレスになるしかない」 と言うと、職員が 「ホームレスになればいいじやないか」 と言った」 との事例を紹介、窓口対応改善を求めました。
鶴議員は 「窓口対応が事実なら人権擁護から許せない。事実に反するなら関係者の名誉を傷つけ、見過ごせない」 とし、「事実関係を明らかにしていただきたい」 と担当部長に質問。部長が 「(沢田質問後)即刻調べました。私ども職員の方から『ホームレスになればいいじやないか』 と言ったことはございません」 と答弁しました。ところが、鶴議員はこの部長答弁で「不謹慎な職員がいないということがよくわかりました」 と述べ、事実調査もせず 「(問題発言の)事実はなかった」 と断定。
さらに、自立支援センターの改善を求めた沢田質問にも 「風聞を鵜呑みにしたもの」 「言論の暴力」 と言いました。
事実関係と政治姿勢問う「公開質問」答えられない公明・鶴議員
鶴議員への公開質問の要点は、
@アルゼンチン債間遠で「区はウソをついていない」 「違法性、
犯罪性はない」という理由、
A沢田発言を「不適切」 「不穏当」という理由、
B高橋区長が 「区から支出された原資は事業団のもので、使い
方を外から批判されるものでない」 の発言への考え、
C高橋区長は「穴埋め」を拒否しているが損失補てんの考え−に
ついて。
また、生活保護の問題では、
@部長の答弁を正しいとする根拠、
A沢田議員立会いのもとでNさんと会い事実確認する考え−の6点です。
鶴議員の 「回答」 は、アルゼンチン債・生活保護問題とも「事実か否か、の確認を理事者に求めたもの」 を繰り返すだけ、質問にはいっさい答えていません。それはなぜか、鶴議員の発言こそ事実に基づかないものだからです。区民から 「議員としての職務・原点の放棄」 との批判は、当然です。
公明党は前回区議選時、教育長の 「問題ある学校は一校もない」 発言を利用して、学校修繕を訴える日本共産党をウソつき呼ばわりしました。選挙後、教育長は交代、学校修繕も飛躍的に進みました。
改善を求める共産党を誹誘・中傷し、区長を擁護する…公明党・鶴議員の常套手段ですが、他党の名誉を傷つけ区民を惑わすやり方はやめるべきです。 |