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2002年8月4日発行 第360号 |
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9月1日、二葉幼稚園内に「幼保一元化」保育園として 区立二葉幼稚園に「二葉つぼみ保育園」が9月1日オープンします。この保育園は多様化する保育ニーズに対応するため、0歳から就学前までの乳幼児期に幼稚園と保育園連携で教育、保育を一体的に行う「幼保一元化事業」として実施します。希望者は保育課にご連絡ください。 「幼保一元化」の二葉つぼみ保育園は、二葉幼稚園の空き教室を活用し区立保育園を新たにつくるものです。対象は保育に欠ける児童、定員は167人(0歳児6人、1歳児10人、2歳児12人、3歳児15人、4歳児60人、5歳児64人)です。 保育削減の区立園に厳しい評価 7月2日の区議会厚生委員会で、品川区保育課が実施した「保育園サービス現況調査」結果の概要が報告されました。評価結果は区立保育園にはきびしいものでした。公立保育園の改善が求められています。 この調査は、保育サービスの現状を把握し、今後の改善に生かすことを目的に実施。「サービス評価システム」を確立するための試行調査としても位置付けられています。 トラブルもいえない… 総合満足度(ここをクリックして表を参照)は、明らかに区立保育園が低い。また、「要望やトラブルへの対応の満足度」は区立が合計4割弱に対し私立は7割超。「トラブルを伝えたか」では「伝えた」は区立5割に対し私立6割でした。 子どもと父母の願い受けとめた改善こそ 調査結果は概要のため全容はわかりませんが、保育園ではこの間職員を大幅に削減、お泊り保育や運動会など保育事業の縮小、父母の会との話し合い拒否など保育充実の願いに逆行してきました。これが父母の評価に影響していることは明らか。区はこの結果を謙虚に受けとめ、子どもと父母の願いに応える改善こそ求められてます。 |