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2002年11月24日発行 第374号 |
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介護保険料・基金貯め込み15億円−保険料取りすぎは明らか 「保険料は現行どおり」…既報のとおり来年度以降(第2期)の介護保険料は据え置きです。他区が軒並み保険料値上げ計画を発表しているなか品川区は値上げをストップさせました。さらに、私(みやざき)は本会議で品川区の保険料算定の問題点を指摘、保険料引き下げを求めました。
品川区の来年4月以降の第2期事業計画(骨子案)が先月29日の厚生委員会に報告されました。 介護保険料は、現行の基準額月3千3百円の据え置きです。23区でも値上げの動きが多い中、品川区が介護保険料を値上げしなかったことは評価できます。繰り返し介護保険料取りすぎを指摘した議会での日本共産党の奮闘と、住民世論が値上げをストップしたといえます。 ※65歳以上で住民税非課税の方の保険料が基準額です。 事業費減って保険料は同じ…? 区の説明は、第2期3年間の総事業費を442億2千万円見込むと介護保険料基準額は月額3428円となる。しかし、1期目で積み立てた基金を取り崩して保険料財源に充て3300円に抑える、というものです。 医療・介護負担増に区民が悲鳴 日本共産党区議団の「区民アンケート」では、「生活が苦しくなった」の答えは68%。苦しくなったと答えた方にその理由を問うと、トップが「所得・売上の減少」の49・5%、2番目が「医療費負担の増加」の44・8%、4番目に「介護負担の増加」23・2%と続きます。医療や介護の負担増が生活を圧迫しています。 これはおかしいー区の説明 第1期 (これまでの3年間) ●総事業費の見込み―443億円 第2期 (これからの3年間) ●総事業費見込み―442億2千万円 |