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みやざき克俊 みやざき克俊ニュース 2003年6月15日発行
第398号


区営住宅を、国保料や介護負担軽く・・・
要望実現にがんばります

 6月5日、日本共産党区議団が呼びかけた区政懇談会に60名が参加。参加者からは区政への切実な要望がだされました。党区議団は要望実現にがんばります。懇談会では沢田党区議団長があいさつし、与党が共産党議員を委員長から排除しようとした問題や、今後議場に国旗を掲揚しようとしている問題などを報告しました。


区議・区長選後初めて開催した区政懇談会。(発言しているのは宮崎)

 この日は11名の参加者から発言がありました。発言の一部(要旨)を紹介します。

●中学校新一年生に実施した学力テスト結果を出身小学校別に公表する問題は、全国でも例がない。このテストを準備するとき、教職員組合の質問に対して教育次長(当時)は「学校の序列化につながる」と、学力テスト結果公表を否定していた。
 学校教育が「点数を取るための教育」になりかねない。教育委員会は、公表を中止し教育関係者・父母の意見を聞くべき。少人数学級こそ全国の流れだ。(教師)

●アルゼンチン債購入問題で、品川文化振興事業団への補助金に対する住民監査請求をしたが、区監査委員が「監査しない」と請求却下した。
 しかし、監査委員は公金による不正購入問題にはまったく触れていない。これは、「区が負けるのを避けるために勝負をしなかった」ことだ。今後は物語風にするなど宣伝も工夫して不正は許さないという世論を広げたい。(アルゼンチン債問題の運動関係者)

●区の職員の間では「また高橋区長になってしまった」という雰囲気がある。学童保育クラブをなくして「すまいるスクール」に移行する動きだが、働きながら子育てする環境づくりは品川区はまだまだ遅れている。(区職員)

●家賃助成制度が平成18年度で打ち切りになってしまう。高齢者の住宅問題は深刻であり、区営住宅をぜひつくってほしい。暮らしを守る要望をどんどん出していきたい。(生活と健康を守る会の役員)

●介護では介護報酬のダウンで収入に影響。さらに品川区は大手企業優先なので介護事業はたいへんだ。一方、リストラにより祖母の年金だけで3世代家族が生活しているなど、介護を受ける側も深刻な実態がある。(介護ヘルパー)

●ある業者は月額8千5百円の国保料が1万2千円に値上がりした。売り上げは減っているのにたいへんだ。業者を支援してほしい。(民主商工会の職員)

鈴ヶ森公園と南大井三丁目児童遊園に雨水調整池‐住民の要望に応えて

 6月10日の区議会街づくり特別委員会に、都が南大井の鈴ヶ森公園と南大井三丁目児童遊園に雨水調整池を設置するとの報告がありました。
 施設の規模、費用、完成時期など未定ですが、度重なる水害に対する地元住民の要望に応えたもの。その効果が期待されています。
 一方、二葉地域の住民から立会川流域の水害対策として西大井広場への調整池設置を望む声がありますが、都は、なぎさ会館〜原っぱ公園間の第二立会川設置(平成18年完成予定)により水害被害が軽減できる見通しを理由に設置に消極的です。「被害は軽減」でいいのでしょうか?

第2回定例区議会が始まります

選挙後初の定例議会(第2回定例会)が始まります。期間は6月26日(木)〜7月11日(金)。
なお、日本共産党区議団の一般質問は新人の中塚亮議員が行います。