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2003年6月29日発行 第400号 |
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5月都営住宅募集、区内わずか1戸 都営住宅5月の区内分募集は八潮の1戸だけでした。石原知事の「都営住宅は新規建設しない」方針が続けば区内の都営住宅は申し込むことも困難になります。ところが、品川区も高橋区長がつくるのは家賃の高い住宅だけ。住宅政策これでいいのでしょうか
平成11年からの主な区内分の募集と応募状況。 先月、都営住宅あき家などの募集が行われましたが、今回の品川区内の募集は八潮団地(4DK)の1戸だけ。申し込めたのは4人以上の世帯でした。 表をご覧ください。ここ数年、数十戸あった品川区内の都営住宅募集が、昨年度はひとケタに落ち込んでいます。 八潮の応募倍率も10%〜40%台だったものが、昨年5月から八潮以外(東五反田、北品川、東品川、大崎)の募集がなくなったこともあり、5月の八潮(募集6戸)はいっきに109・3倍に引き上がりました。7月の地元割当募集では八潮(募集2戸)が169倍になりました。 今年は八潮は一般のあき家としての募集はゼロとなり、従来の「老人室付き住宅」を4DK住宅として1戸募集しただけでした。 申し込み見合わせた方も… 品川生活と健康を守る会は、都営住宅募集の際には毎回入居申し込み相談会を開催しています。同会関係者は「都営住宅募集は毎回多くの方が心待ちにしており、5月募集の説明会にもたくさんの方が参加しました。しかし、やむなく品川区外を申し込んだ方や、今回は申し込みを見合わせた人も多くいた」と述べています。 区の計画は家賃の高い住宅だけ 下は平成13年度から10年間の住宅政策=「品川区の住宅マスタープラン(骨子)」です。建設計画があるのは区民住宅・都民住宅と高齢者安心の住まいだけ。低所得者向けの区営住宅・都営住宅と高齢者住宅は建設計画はありません。 高橋区長は、「(低家賃の)公共住宅は都の仕事だ」と言いますが、石原知事は「都営住宅は新規建設しない」方針。これでは行政の責任放棄ではないでしょうか。 住宅は、人間が生活するうえでなくてはならないものであり、基本的な権利です。日本共産党は都営住宅・区営住宅を増設させるためがんばります。みなさんのご協力をお願いします。
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